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善知鳥(ウトウ)は善を知る鳥だ、というような伝承ってあるのでしょうか?
善知鳥(ウトウ)は、善知鳥という名前の鳥ですが、善というものを知る鳥だとか、そういう伝説とか伝承って、あったりするのでしょうか?
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おもしろそうなので調べてみました。 植物のヨシがはえているところにすんでいるのでウトウの別名が葦千鳥(よしちどり)。これが善知鳥になりウトウの当て字になったのだそうです。 http://www.actv.ne.jp/~utou/utou.html 青森に流罪になった善知鳥中納言安方(うとうちゅうなごんやすかた)が、死後に鳥に生まれ変わったので、親鳥が「ウトウ」と鳴くと雛鳥が「ヤスカタ」と応えるという伝説をもとに、藤原定家が「陸奥の外の浜なる呼子鳥鳴くなる声はうたふやすかた」という和歌を創作。その和歌からインスピレーションを得た世阿弥が能の善知鳥を創作。どうも善知鳥という鳥は古典芸術家に好まれるようです。仏教で高僧を意味する善知識に字面が似ているからでしょうか・・ http://www.genbu.net/data/tugaru/utou_title.htm 善知鳥中納言安方が実在したのか確認できませんでした。安方(安潟)はどうやら地名由来らしいですが、善知鳥(うとう)も地名由来のような気がします。北海道の温根沼(オンネトウ)みたいに北日本には沼を~トウという地名が多いですから。 http://www.aomori-yeg.jp/yasukata2009/
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- suiran2
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「ウトウ」はアイヌ語だという説に賛成します。カタカナで表記しますとウトウなのですが、本来の発音はトウでもなくトーでもない独特の発音です。アイヌ語に詳しい方のお話では、アイヌ語で ta chi tu te to の tuは、日本語では「ツ」と発音しますが、アイヌ語ではカタカナ表記の「トウ」で、独特の発音でトに右肩に゜(丸)を付けた表記をするようです。「ウトウ」のトウはまさしくその発音です。 アイヌ語での意味は「沼、湖」で、何か日本語の「津」に通ずる物があるのかも知れません。「ウ」は接頭語だそうでして特に意味はないのだそうです。「ウトウ」は沼地と言った意味のようです。 しかし、東北や北海道はアイヌ語と日本語が融合しています。ですから私は、海にいるウ、川にいるウ、と同様に沼にいるウを「ウトウ」と呼んだのではないかと推測しています。全くの自説ですが何かの参考になさって下さい。
お礼
わざわざご意見ありがとうございます。
お礼
わざわざありがとうございます。 善知といい、かわった当て字なので、なにか昔話みたいなものあるかと思いました。 「葦(よし)」だから「良し」なのかもしれません。