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スイッチング電源の規格セラコンにつきまして

あるフルブリッジ型のスイッチングDC/DCコンバータをみたところ、  Vcc-スイッチングトランスの一次側間  GND-スイッチングトランスの一次側間 に直列で1個ずつ安全規格セラコン(2200pF程度)が入れてありました。 これはどういった理由なのでしょうか? 図がないので分かりづらいかと思いますが、 さらに規格セラコンを使う理由など、ご存知の方いらっしゃいましたら ご教示いただけると幸いです。

みんなの回答

回答No.2

それは普通のPWM制御ではなくて,フェーズシフト制御ですね. 普通のPWM制御なら,MOSFETのドレイン-ソース間にコンデンサを入れてONさせればサージ電流が流れて,大きなノイズを発生させます. フェーズシフト制御の場合,デッドタイム中にトランスの漏洩インダクタンスとドレイン-ソース間のコンデンサで共振させ,ZVS(零電圧スイッチング)させれば,高効率・低ノイズになります. この手の専用ICが出ています. http://documentation.renesas.com/jpn/products/linear/rjj03f0006_ha16163t.pdf 一般のセラミック・コンデンサはサージに弱く,短絡して発火しやすいです. そこで,高信頼度設計では直列に2個のセラコンを使うことがよくありますが,安全規格のY1クラス(強化絶縁)に適合したセラコンは内部で直列接続されています. 実際の設計ではコスト最優先ですから,多分見られたメーカでは,セラコン2個よりも安全規格セラコン1個の方が安かったんでしょう. なお,トランスの漏洩インダクタンスとドレイン-ソース間のコンデンサで決まる共振周波数でZVSできるかどうか確認して,コンデンサ容量を決めます.

  • nrb
  • ベストアンサー率31% (2227/7020)
回答No.1

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