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参勤交代

参勤交代は、大名が一年に一回、江戸と領地を往復することだということはよく知られています。 例外もあったようなので二点ほどお尋ねします。 1.半年に一回の参勤交代をしていた大名がいる? 本当だとしたら、なぜ、一年ではなく半年なのでしょうか 2.一万石未満の旗本でも参勤交代を義務づけられていた旗本がいたのは知っていましたが、旗本でも参勤交代をしなければいけない旗本とその他の旗本の違いはなんでしょうか?

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  • moonrose
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回答No.4

1について 関東周辺の大名は二月と八月の半年交代でした。これは遠方より来る場合に比べかかる費用が少ないためと思われます。参勤交代は,大名に出費させることにより,謀反を起こす力を削ぐことも目的の一つとしているためです。 なお,蝦夷の松前家は六年に一度だったそうです。 2について 旗本は原則的に江戸定府ですが,無役の大身の旗本で、大名の領地を分け与えられ(つまりは江戸以外に居住地を持つ)て幕府に取り立てられた者など由緒ある家柄を持つ者 が参勤交代を行い,これを「交代寄合」と言います。

buck
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 旗本でも出自が様々だというこですね。 三河以来の狭義の意味の徳川家の家来と徳川氏と同格の武将だった者ということでしょうか。 彼らにしてみれば、石高が一万石に満たないといっても徳川の家来筋と一緒にされてはたまらないといったところでしょうか。

その他の回答 (3)

  • shoyosi
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回答No.3

参勤交代は慣習的に始まり、細かい規定がなかったので、始まったときのいきさつで1万石以下の旗本に分類されるけれども、大名となりうる経歴の氏族、たとえば戦国大名の子孫、大名の分家などが自家が大名待遇ということを誇示したいために始まった様です。この旗本を交代寄合とよんでいます。

参考URL:
http://homepage1.nifty.com/t-kubo/Japan/sub1-1.htm
buck
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 寄合とは、無役の旗本を指すはずですが、交代寄合の 違いが分かりませんでした。 その違いもわかりすっきりしました。

noname#7445
noname#7445
回答No.2

こんばんは。 1.関東周辺の大名は半年交代とされていました。 そもそも参勤交代の目的は幕府に楯突かないよう 諸藩の財力を疲弊させる為です。よって年一回の 参勤でもあまり費用がかからない関東周辺の大名 には年二回にして財力を落とさせたのです。 2.旗本の中にはかつての戦国武将もいて自家が 大名待遇であることを誇示する為にから参勤交代 を始めそれが定着したようです。

参考URL:
http://www006.upp.so-net.ne.jp/kawaraban/tokusyuu27.htm
buck
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 No.1の方の回答にもありましたが、関東の大名が 半年に一回なのですね。 関東の大名ですから、譜代大名でしょうか。 参考URLも大変参考になりました。

noname#6645
noname#6645
回答No.1

1についてを・・・  参勤交代は、毎年4月に交代しますが、全国の半分の大名が江戸に、残り半分が国元にいるということになります。  半年に1回は関東の大名、水戸家は常に江戸藩邸に詰めなければならなかったそうです。また、3年に1回は対馬の宗家という例もあります。  江戸に近ければ近いほど交代も頻繁にあったのでしょう。

buck
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 対馬の宗家は3年に一回とは知りませんでした。 勉強になりました。

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