• ベストアンサー

温度と内部エネルギー変化を求めたい

まず前提は、アルゴンのモル定積容量は12.5JK^-1mol^-1です、アルゴンガスが25℃、1atmで、0.490dm^3の体積を占めています。気体は完全気体とし、準静過程を考えます。 断熱可逆的に体積を1.470dm^3に膨張させたときの温度と内部エネルギー変化を求めたいのですが、どなたか教えてくださいませんか。

  • 化学
  • 回答数2
  • ありがとう数3

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • jamf0421
  • ベストアンサー率63% (448/702)
回答No.2

dU=dQ-PdV...(1) で断熱変化なら dU=-PdV...(2) -PdV=CvdT...(3) (3)ではPdVという外にする仕事を、CvdTという内部エネルギーの減少でまかなう形を表現しています。 -(RT/V)dV=CvdT -R(dV/V)=Cv(dT/T) これを積分しますが、初めをi、終わりをfと書いて -Rln(Vf/Vi)=Cvln(Tf/Ti)...(4) となります。γ=Cp/Cv, Cp-Cv=R(理想気体)をつかえばR/Cv=(Cp-Cv)/Cv=γ-1となりますので、(4)は、 (Vi/Vf)^(γ-1)=Tf/Ti...(5) と書けます。アルゴン(単原子分子)はCv=(3/2)R、Cp=(5/2)Rよりγ=5/3=1.667, γ-1=0.667となりますので、 (Vi/Vf)^0.667=Tf/Ti 1.47/0.49=3なのでVi/Vf=1/3です。 Tf/Ti=0.481、Tf=298x0.481=143 K(-130℃) となります。 内部エネルギーの変化は(3)式の意味するところに従いCvΔTです。今度はモル数が問題になります。 n=PV/RT=1.013x10^5*0.49x10^(-3)/(8.31*298)=0.0200 ΔU=nCvΔT=0.02*12.5*(143-298)=-38.7 J (No1さんのΔUは温度Tが一定での等温膨張の仕事のような...)

mugimnr17
質問者

お礼

本当に丁寧な回答ありがとうございます。 早速参考にさせていただきます。

その他の回答 (1)

  • OMTOMC
  • ベストアンサー率38% (18/47)
回答No.1

熱力学第一法則 ΔU+ΔU mech+ΔU therm=0 断熱:ΔU therm=0 ΔU+ΔU mech=0 ΔU=-ΔU mech ΔU mech=nRT ln(V2/V1) ΔU=Cv(T2-T1) T2=ΔU/Cv+T1

mugimnr17
質問者

お礼

回答ありがとうございます。

関連するQ&A

  • エントロピー変化、内部エネルギー変化の問題です。

    以下の問題の解き方がわかる方、わかりやすく教えていただけると助かります。 *理想気体は分子の体積を0としている。そこで、分子の体積を考慮した状態方程式P(V-b)=nRTを導入する。この状態方程式に従う気体について以下の問いに答えよ(bは分子の体積に関係する定数)。なお、気体の定積熱容量CVと定圧熱容量CPは温度に依存しないとする。 (1)状態I(T1、V1)から状態II(T2、V2)まで断熱可逆膨張した時の内部エネルギー変化を示せ。 (2)体積がV1からV2に等温可逆膨張した時のエントロピー変化を示せ。 (3)体積がV1からV2に自由膨張した時のエントロピー変化を示せ。 (4)Van der Waals 状態方程式に従う気体を状態I(T1、V1)から状態II(T2、V2)まで断熱可逆膨張した。このときの内部エネルギー変化を示せ。

  • エントロピー変化の問題について

    温度T1でn[mol]の理想気体を(1)可逆低温膨張、(2)可逆断熱膨張、(3)不可逆断熱自由膨張、の3つの過程で体積をV1からV2に増加させた。それぞれの過程に対して、系が得る熱と、系のエントロピー変化について結果の導出過程と共に説明しなさい。気体定数はRとする。 わかる方お願いします!!

  • 可逆断熱膨張の問題です。

    可逆断熱膨張の問題です。 恒温槽中に300Kに保たれた可動ピストン付きのシリンダーが置かれている。 ピストンの質量は無視してよい。 このシリンダーの中に完全気体が入っていて、気体の体積が1.50Lとなる位置にピストンが止まっている。 気体の圧力は4.00atmである。 系を断熱壁で覆い、系の圧力を外圧とつり合わせながら徐々に降下させて、最終圧力が1.00atmになるまで系を断熱膨張させた。 膨張させる前の系の温度は300Kであった。 この過程における系の仕事を求めよ。 なお、pV^γ=一定が成り立ち、γ=1.67とする。 R=8.314JK^-1mol^-1 計算過程も含めて教えていただけると嬉しいです。

  • 可逆断熱膨張の問題です。

    可逆断熱膨張の問題です。 恒温槽中に300Kに保たれた可動ピストン付きのシリンダーが置かれている。 ピストンの質量は無視してよい。 このシリンダーの中に完全気体が入っていて、気体の体積が1.50Lとなる位置にピストンが止まっている。 気体の圧力は4.00atmである。 系を断熱壁で覆い、系の圧力を外圧とつり合わせながら徐々に降下させて、最終圧力が1.00atmになるまで系を断熱膨張させた。 膨張させる前の系の温度は300Kであった。 この過程における系の仕事を求めよ。 なお、pV^γ=一定が成り立ち、γ=1.67とする。 R=8.314JK^-1mol^-1 途中まで順調に進んでいたのですが、完全に行き詰まってしまいました。 計算過程も含めて教えていただけると嬉しいです。

  • 熱力学の穴埋め問題

    図の空欄に当てはまる語句を選んで書き出す問題です。 (1)熱運動(2)仕事(3)定積モル比熱(4)内部エネルギー(5)圧力(6)自由エネルギー(7)分子量(8)体積(9)断熱膨張(10)断熱自由膨張(11)等温膨張(12)準静的過程(13)エントロピー(14)熱効率(15)化学ポテンシャル の中から選ぶというものです 外に向かって仕事をしない 初めと終わりの状態で内部エネルギーは変化しない この結果熱運動は増加したので 気体の内部エネルギーは体積によらず温度だけによって決まる この過程は等温膨張とよばれ不可逆過程であるのでエントロピーが増大する。 としてみました。 いかがでしょうか。

  • 気体がする仕事、内部エネルギー変化 の問題

    (1)理想気体を体積V1からV2へ可逆断熱膨張させるときに、気体が外界になる仕事(-w)を表す式として誤りのあるものを一つ選べ。ただしr=Cp/Cvである (1)Cv(T1-T2) (2)(P1V1-P2V2)/(r-1) (3)nR(T1-T2)/(r-1) (4)Cp(T1-T2) 解答(4) なぜこの答えなのか、他は何が間違っているのかわからないです (2)1atmのもとで水の沸点は100℃で、この温度で水のモル蒸発熱は40.7KJ/molである。100℃、1atmで水1molが蒸発して水蒸気になるときの内部エネルギー変化を求めるとおよそいくらか? 解答 37.6KJ/mol わたしの解答 ΔU=q+w q=40.7 w=PΔV V(水蒸気)=1×0.0821×373/1=30.6 w=PΔV=1×30.6=30.6 よってΔU=q+w=40.7-30.6 ??? となってしまうのですが、なにが間違っているのですか?

  • 根平均2乗速度の計算

    アルゴンガスが25℃、1atmで、0.490dm^3の体積を占めています。気体は完全気体とし、準静過程を考えます。 この気体の根平均2乗速度をどなたか教えてくださいませんか。

  • 気体の内部エネルギー変化についての問題

    Van der Waals状態方程式に従う気体を状態I(T1,V2)から状態II(T2,V2)まで断熱可逆膨張したときの内部エネルギー変化の求め方がよくわからないです。 誰かわかりやすく教えて下さい。

  • 熱力学第一法則、可逆膨張

    大学1年相当の化学の問題を解いています 1、300Kに保ったまま、6atmのAr 1molを1atmとしたとき、「可逆的過程」と「1atmの外圧に対して一気に膨張させたとき」のそれぞれについて仕事と熱を計算 この問題なのですが、可逆的過程については w = - R T ln(V'/V) という式およびPV=nRTより 仕事は-4469[J]、熱は4469[J]と計算しました。しかし「一気に膨張」させた場合については一体どのように考えたらよいのかわからなく困っております。一気に膨張させるということは定圧変化と考え w = -pΔVを適用できるのでしょうか? 2、300K,6atmのAr 1molを次の条件で断熱膨張させて1atmとしたとき、「可逆的過程」と「1atmの外圧に対して一気に膨張させたとき」のそれぞれについて仕事と熱を計算(Arの定積モル熱容量は12.5[J/mol]) こちらの問題も可逆的過程については、ポアソンの式、PV=nRT、マイヤーの法則などより仕事-1912[J]、熱0[J]と計算しました。(計算の自信がありませんが・・・) 断熱膨張で一気に膨張させるというのがどのようなことなのかすらうまく把握できず困っています。 上記2つの問題に関して何らかの考え方や解き方等を説明いただけると非常に助かります。よろしくお願いいたします

  • 内部エネルギーについて

    内部エネルギーの変化について分からなくてこもっているのでわかるかたがいましたら教えてください。 1atm,273KのHe2molが等温的に真空中で膨張し、体積が3ばいになったときの内部エネルギーの変化がわからなくてこまっています。。。 本には ΔE=q-w=0 という式や w=PdV という式が乗っていたのですがどれをつかってどれをもとめればいいのかわからなくてこまっています・・・ わかる方がおられましたらお願いします