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アンプの「駆動力」は、どの要素で決まる?

Yorkminsterの回答

回答No.3

先のQ&A(http://okwave.jp/qa5071588.html)で、ご自身も書かれている通り、「駆動力」というのはいわゆる文学的表現であって、物理的に測定できるスペックではありません。少なくとも、「駆動力とは、xxxxを意味する」という定義は聞いたことがありません。 ゆえに、「駆動力の高さ」は、「オーディオ評論家に対する袖の下の量で決まる」といっても、あながち間違いではないように思います。 「その程度の他愛もない話」だということを前提に、できるだけ客観的かつ科学的な話に持ち込むなら、関係しそうな要素としては、最大出力電流とか、出力インピーダンスとか、スルーレイトとか、電源の安定性とか、そういった話になるでしょう。 ただ、自分でいくつかアンプを作ってみれば分かりますが、電源トランスの容量を増やすよりカップリングコンデンサを変えた方がよほど音質が変わったりするので、逐一気にしてもほとんど意味がない、という気がします。 出力インピーダンスにしても、低ければいいという短絡的な話ではありません。ヤマハの1万円のサブウーファーに内蔵されているアンプは、出力インピーダンスが「マイナス」です。が、しかし、サブウーファーの内蔵アンプをありがたがる人はいない訳でして。 そう考えると、どれもこれも「駆動力」に決定的に影響する要素とはいえません。かりに「駆動力」が高いとしても、「音質が良い」のとイコールではないので、そもそも「駆動力の高さだけ」を追い求める意味さえありません。 その意味では、「評論家諸氏の文学的表現」こそが実は最も目安になる、という、ある意味で当たり前なところに落ち着きます。有り体に言えば、「もとから文学的表現なんだから、科学の目で見ようとすること自体が無意味」ということです。

Frank_Lampard
質問者

お礼

レスありがとうございます。 >そう考えると、どれもこれも「駆動力」に決定的に影響する要素とはいえません。 はい。関係する要素は複数だと思います。 >「駆動力」が高いとしても、「音質が良い」のとイコールではないので、 はい、もちろんです。 前の方へ差し上げたレスと重複しますが、特に能率の低いスピーカーを鳴らすと、聴感上、アンプの能力の違いは一目瞭然ですから(特に低音のキレ、張り、反応、スピード、エッジ感)、それがアンプのどの要素に起因するのか知りたいと考えました。ですのでそれを「駆動力」と呼ぶかどうか? は副次的な問題です。

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