- ベストアンサー
有料と無料
私のPCは有料のセキュリティーソフトを使っていますが無料のほうのセキュリティーソフトのほうが性能がいいそうです。 無料って本当にいいんでしょうか、有料のほうがいいんでしょうか?教えてください
- みんなの回答 (7)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
上手く使うことが出来れば、無償のウイルス対策ソフトで十分です。 avast!、AVG、Avira AntiVirなどについては無償の製品と言えど、有償版をベースに開発されたものですから、性能の面でも、動作の安定性についても有償の製品に大きく劣ることはなく、逆に安価な有償の製品を上回る場合もあり得ます。 要は無償の製品はセルフサポート、つまりメーカーのサポートが受けられない分、ユーザー自身のスキル、自己解決能力が重要になる訳で、ゆえに万人にお勧め出来るものではない、ということなのです。 お金がもったいないから、という理由だけで無償の対策ソフトを安易に利用すると、初心者レベルの方には分からないことだらけで、何から何まで人に訊かないと使いこなすことが出来ず、ストレスがたまる一方になる場合が少なくありません。 なので、個人的意見としては、予備知識なしで無償の対策ソフトを使い始めるのではなく、有償の製品を1年間使う間に十分な情報収集と勉強を重ねてから移行されるべきと思っています。 無償の対策ソフトを使うに当たって必要と思われる基本的なスキルとは、おおよそ次のようなものです。 ・フリーソフト全般の取り扱いに慣れていること。 ・システムファイルやレジストリの編集をそれなりに行なえること。 ・対策ソフトの開発拠点は日本以外の国にあるので、ウェブ上にある英語圏の関連ページをどうにか解釈出来る位の英語力も必要(英語が苦手でも、ウェブ翻訳を駆使し、あとはガッツで、というので十分です)。 以上のような点について、今後とも自身が持てそうにないなら、例え無償の製品が良さそうであっても、そちらで利用されることはお勧め出来ません。曲がりなりにも、メーカーサポートのある有償製品をお使いになるべきでしょう。 ただし…実のところはここ数年来、有償製品のメーカーサポートにおいても、その質は以前よりも幾分なりと落ちているように思われます。 メーカーHPのサポート情報を回答のために閲覧する機会が少なくありませんが…何というか、必要な情報を探し辛いと感じることが多いです。多少苦労しても、全てのサポート情報に目を通したいと思っても、その全てを表示させることすら難しいですし、キーワード検索でも思ったような情報が引っ掛からないこともしばしばですし。 また、電話やメールによるサポートに関しても、各社のユーザーさんから『納得の行く回答を得られにくくなった』などのご意見を、この掲示板でもよく伺うようになりました。 だから本音を言うと…ユーザー自身がスキルアップして無償の製品で感染対策出来るようになった方が、安心してPCを使えるようになるような気が、最近ではしているんですがね。 なお、有償無償を問わず、どんな対策ソフトを使っても100%の検出というのはあり得ません。そういった意味でも、対策ソフトに頼り切らない感染対策が今後一層求められると思います。 次のような点に注意すべきだと考えます。対処出来ていない点がないかどうかをチェックしてみてください。(意味が分からない用語は、e-Wordsで調べるなどして理解に努めてください。) http://e-words.jp/ 1)各種アプリケーションソフトのセキュリティ更新を怠らない。 Windows Updateの必要性はこれまでも叫ばれて来ましたが、悪用されるセキュリティ上の問題点=脆弱性は、WindowsOS上のものから各アプリケーションソフトのものへと主流が移り変わりつつあります。つまり、これからのネットセキュリティにおいては、OSだけでなく、その上で実行される各種アプリケーションソフトを必要に応じて最新のものに更新することも怠ってはいけません。例えば、 ・Firefox、Operaなどのブラウザ。 ・Sun Java 仮想マシン(JRE)。 ・Flash PlayerやShockwave Playerなどのプラグイン。 ・Real Player、QuickTimeなどのメディアプレイヤー。 ・Adobe Readerや圧縮解凍ソフトなど、それ以外のアプリケーションソフト。 最新の感染では、そうしたアプリケーションソフトの脆弱性が利用されることが殆どです。一般サイトが何らかの理由で改変された結果、そうした脆弱性を利用した仕掛けの施された悪意のあるサイトにこっそり転送されて感染が試みられます。 http://internet.watch.impress.co.jp/ http://www.itmedia.co.jp/enterprise/security/ こうしたサイトを出来れば毎日チェックし、速やかな対処を行えば防ぐことの出来る感染も多いのです。 2)標準設定のInternet Explorerはセキュリティ上危険な面が多いことを認識すること。 IEで扱うことの出来るJavaScriptはJScriptといい、Windowsを直接操作出来るように拡張されており、各種感染に悪用されることがあります。勝手の知らないサイトではIEのセキュリティレベルをあらかじめ上げておく必要があると考えられます。 でも、セキュリティレベルをTPOに合わせて切り替えて使うことはユーザーにとってかなり負担になります。IEに依存しないFirefoxやOperaのようなブラウザを普段遣いにすることで、各種感染のリスクを大幅に下げることが可能です。 http://www.mozilla-japan.org/products/firefox/ http://jp.opera.com/ もちろん、各ブラウザにおいても随時セキュリティ上の問題点が見つかることがあり、その場合には危険が生じます。でも必要な情報を入手した上で随時最新のものを使うように心掛ければ、IEほどには感染のリスクは高くありません。 XPまでのWindowsで、もしどうしてもIEをあらゆる局面で常用したいというのであれば、次のURLで紹介されているReducedPermissionsやRUNASAのようなソフトの利用を検討してください。 http://www.oshiete-kun.net/archives/2006/05/iereducedpermissions.html http://www.oshiete-kun.net/archives/2007/04/vistauacxprunasa.html 制限つきユーザー上でIEを利用することが出来れば、JavaScriptやActiveXの実行に関してサイト閲覧上の効果を損なわずに利用が可能になる一方、システムに重大な変更をもたらすような危険な動作は抑制されます。ただし、ActiveXのインストールが必要な場合など、必要に応じて管理者権限での起動を使い分ける必要はあります。また、権限の昇格を伴う脆弱性がIEやプラグインソフトなどに存在している場合には、ReducedPermissionsやRUNASAを使っていても安全とは言えないケースも出て来ます。くれぐれも過信しないようにしてください。 ReducedPermissionsの入手は、次の各URLから行うことが出来ます。 http://download.cnet.com/Reduced-Permissions/3000-2239_4-10572884.html http://www.softpedia.com/get/System/System-Miscellaneous/Reduced-Permissions.shtml なお、Windows Vista以降のIEでは、保護モードにおいて感染を防ぐための配慮が行われていますので、標準設定のままでもXP以前のものよりかなり安全です。無理に他のブラウザを常用する必要はないかも知れません。ただし、Flash Playerなど他のアプリケーションソフトや、WindowsOSのセキュリティ上の問題点=脆弱性の影響には十分注意しなくてはいけません。その辺は1)で説明した通りです。 3)ファイアウォールを有効にする。 出来ることなら、ファイアウォール機能の付いたブロードバンドルーターを介してネットに接続することが望ましいです。それが出来ない場合には、パーソナルファイアウォール機能を含むウイルス対策ソフトを利用しましょう。 最低でもWindowsファイアウォールを有効にしておけばそれなりの効果は期待出来ますが、例えば各種共有機能が有効になっているとそれ関係のポートが開かれたままの状態になり、ネットワークウイルス感染や不正侵入を防げない可能性もあります。より確実に不正な通信をブロックするためには、やはりブロードバンドルーターかパーソナルファイアウォールを別途導入するのが望ましいです。 4)怪しいリンクをクリックしたり、怪しいファイルをダウンロードしたりしない。 興味深いネタへのリンクと称して怪しいリンクを踏ませたり、動画再生に必要なコーデックなどと偽って怪しいファイルをダウンロード、実行させようとする手口は後を絶ちません。十分な注意が必要です。 このような騙しに遭わないためにも、先述したようなニュースサイトで最新の情報を常時チェックされるのが望ましいです。 5)オートラン設定を無効化しておきましょう。 最近いわゆる『USBメモリを介する感染』というのが増えていますが、感染が広がる要因の一つと言われているのがUSBメモリ内プログラムの自動実行などに使われるオートラン機能です。 実はこのオートラン機能、標準設定ではハードディスクなどあらゆるメディア上で有効になっているために、これを悪用した感染が簡単にPC全体に波及することになりがちです。 Windows の自動実行機能を無効にする方法 http://support.microsoft.com/kb/967715/ja 上記URLにて『自動実行機能を無効にするための必要条件』とされている更新プログラムをダウンロード、インストール後に、次のURLにてWindowsの各バージョン毎に紹介されている方法に従って、自動実行機能を無効化してください。 http://www.ipa.go.jp/security/txt/2009/05outline.html
その他の回答 (6)
- Plin
- ベストアンサー率49% (567/1142)
1番さんの回答や「ピンキリ」という話に私も同意です。 無料の方が優れているのではなく、有料でも粗悪なものもあれば無料でもトップクラスのものがある、という事です。 本当にピンキリですね。 有料と無料の決定的な違いはサポートの有無です。 無料ではサポートが受けられませんので、何か問題が起こった際に自己解決させる技量と自信のある方のみオススメします。 無料ソフトにサポート以外で欠点があるとすれば、オールインワンで無い点です。 ウィルス対策やファイアウォール、メール対策にスパム対策など、各機能ごとのソフトがたくさんありますが、総合的にPCを守るにはそれらを上手く組み合わせて使う必要があります。 各機能に特化して開発されている分、動作が軽く機能的にも優れたものが多いのですが、1社で全てをカバーした製品と比較すると問題が起こる確率が上がると言えます。 また、1社の製品のみの状況の方が、原因の特定も解決までの時間も容易で迅速となります。 上記の内容をふまえた上で、自身で全て判断可能な方でしたら無料ソフトで大丈夫なはずです。
お礼
返答ありがとうございます。やっぱサポートですか。参考にします。 >このサイトで考えたことで今マカフィーを使っているんですが「防御率6%ww」ということでマカフィーのファイアーウォールのみアインストールしてフリーで代行してみます。マカフィーの補助で(アンチウイルス)SPYBOTでも使ってみようかなぁ~と思いました。 短期間でたくさんの返答ありがとうございます。
有料ソフトの値段は開発費や更新ファイルの配布手数料より寧ろサポートの費用と思います。 私がよく例に出す高額ソフトにカスペルスキーというものがありますけど、日本での価格は1台しかインストールできないのに5千円前後します。 しかし最近中国語版を買われた方がここに登場されますけど、2千円少々、追加ライセンスも250円という安さで、一時は無料化するという話もあったようです。 今日のレート換算で、KAVが40元(560円)、KISは158元(2212円)いずれも追加ライセンスは18元(252円)という安さです。 http://www.chinapress.jp/it/13551/ こうしてみると、ソフトの値段は性能ではないことはご理解いただけると思います。 御質問者が考えているように、無料版のほうが有料版より性能が良いとは言えませんが、さりとて悪いともいえない、ピンキリでしょう。 ただ、一般的に余分な機能がない分軽快なものが多いようには感じます。 フリーでというなら、とりあえず参考ページも多いAVASTなどからはじめてはいかがでしょうか。
お礼
返答ありがとうございます。AVASTですか。試してみます
最近話題になってるウイルス「Nine-Ball ナインボール」 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0906/17/news019.html 各社セキュリティソフトの対応状況はこれ http://www.virustotal.com/analisis/62254bf6a13a438bc53c0f3745c622c5c1604aa37e4f866036a1e94c35cc68f7-1245137075
お礼
返答ありがとうございます。もうよい回答つけにくいですねW
- dezimac
- ベストアンサー率56% (2365/4208)
有料/無料問わずに、ピンからキリです。 有料のしっかりしたのもあれば、どうしようもない屑(安かろう悪かろうで、そのソフト自体が不具合の原因になるようなの)もあります。 無料のは、世界中の有志がボランティアでやっているようなのから、広告付きだったり、製品版を機能制限する等してテスト版として個人使用に限り無料で利用できるようにしていたりと様々です。 有料のどうしようもない屑と比べたら、無料のそこそこの方がいいでしょう。 自分で入手方法や使い方を調べて、対応できるなら無料のでもいいでしょう。 そういった事が面倒だとかいうなら、ノートンやバスター、マカフィーあたりを使うのがいいです。 あと、仕事でなら対外的な言い訳のためにも市販の一般的に有名なの使った方がいいでしょう。 性能云々は抜きに。 市販品でも更新料無料の格安の某ソフトだけはお勧めしません。
補足
返答ありがとうございます。有料でどうしようもないのはS社のZ※ROでしょうかW
http://okwave.jp/qa4775574.html http://okwave.jp/qa2003251.html 昔の質問の回答にまとめられてますが、無料ソフトはウィルスでパソコン壊れたり、情報漏れ他としても一切の保障はありません
お礼
返答ありがとうございます。サポートですか!重要ですね。
- redirect
- ベストアンサー率22% (117/514)
マルウェアを集めてテストなどをしている者です。大手の総合対策ソフトを中心に行ってます。 まあ、確かに最近ではフリーのものでも優秀なソフトがありますけど、これらを活用してやるにはユーザーに相応のスキルレベルが求められます。 ここでそのような質問を立てるくらいの段階の人は、どちらかというと有償総合対策ソフトにしたほうが私は手堅いと思います。 なお、ここ最近では対策ソフトの回避技術や妨害技術などがかなり進歩してきています。お気をつけ下さい。
お礼
返答ありがとうございます。有償のほうがわかりやすくて安全ですもんねw参考にさせていただきます。
お礼
返答ありがとうございます。かなり長文ですなぁw。参考になります