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化学触媒とは?
化学触媒についてよくわからないので、 その特徴を教えて下さい。 できたら、化学触媒と酵素の違いを教えて頂けるとありがたいです。 よろしくお願いします。
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触媒とは自身は変化せず化学反応を促進するものですから酵素も触媒です。すなわち酵素は生体が必要な化学反応を促進するために、生体自身が合成した触媒です。人間がもしこれを抽出したり合成したりして使えばこれは化学触媒ということになります。 普通の意味の化学触媒は、高温や高圧で使われたりする無機物質が多いですが、酵素は有機物であり常温で活性があり、高選択性があります。
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そもそも化学触媒という用語が一般的に受け入れられているとは思えませんし、いささか曖昧です。 酵素との対比で用いられるのであれば、人工的なものという意味で使われているのでしょう。 つまり、人工的に作られた触媒=化学触媒、生体内での反応に使われる触媒=生体触媒=酵素 という図式でしょうかね。 特徴云々に関しては、どういう文脈で出て来たかによると思いますが、尋ねられているのは上で述べたレベルのことだと思います。 それと、化学触媒と言っても無機化合物に限らず、有機化合物も多く使われていると思います。
お礼
化学触媒という用語はあまり使われないんですね。 道理で検索しても出て来ない訳ですね^^; 図式を使っての説明わかりやすかったです。 回答ありがとうございました。
- jamf0421
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No2です。もとの質問を離れて、生体反応であるがゆえにの高度な制御について書かれた回答が多くなっています。しかし化学触媒と酵素の比較ならば、要するに次のサイト http://d.hatena.ne.jp/keyword/%B9%DA%C1%C7 に書かれたように、酵素とは、「生体内での反応を触媒するタンパク質」というのが簡明適切な説明と思います。
酵素の場合には複数の酵素が参加してATPなどを使って基質をリン酸化して自然にはまず生じないような反応をおこさせることがあると思います。これは触媒としての酵素が問題ではなく生物の特性なのかもしれませんが、考えておいたほうが良いことではないでしょうか。また逆反応を触媒する別の酵素があるということは基質がリン酸化されていれば当然なことである場合もあると思います。
お礼
酵素には、自然に起きないような反応を起こさせるんですね! また、逆反応ではリン酸化されていれば、 別の酵素があるということなんですね。 回答ありがとうございました。
物理化学的な定義からすると「触媒」とは反応の「平衡」を変化させることなく、少なくとも一方向の「活性化エネルギーΔE‡」を下げる「存在」を言います。 上記の様に多くの場合平衡の進行、逆行の両方を促進するのが「基本」ですが、実際には特に成体で酵素が関与する反応では一方方向の場合が見られます。 ただしこれは酵素が特殊な触媒であるからではなく、生成系から特定の成分を除去して逆反応を阻害する「巧妙」なシステムが構築されているためである場合が殆どです。 生体内の脂質の加水分解に関与するリパーゼなどでは逆反応も行わせることが出来ます。
お礼
触媒の本当の意味を初めて知りました。 私もてっきり促進させるものかと思ってました。 実際にはそのような事が起こっているんですね! 回答ありがとうございました。
- papiyonys
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化学触媒は、化学反応を促進する、検証可能にするために色をつけるなど化学反応の補助的な化合物で、人為的に投与するものです。多くは無機化合物。 酵素は、物質を分解したり、合成して新たな化合物を作る働きをする有機化合物で、人工的に作られるものありますが、多くは生物の体内で生成され、働いているものです。
お礼
化学触媒は、化学反応を促進し補助的な無機化合物で、 酵素は、分解や合成を行う有機化合物なんですね! 2つの違いがわかりやすい説明でした^^ 回答ありがとうございました。
お礼
触媒は自身が変化せず、酵素は自身が変化して促進させるんですね! そこに人の手が加われば化学触媒という事なんですね。 普通の意味も書いていただき、わかりやすかったです^^ 回答ありがとうございました。