綿パンツの丈の長さについて

質問

洋服店で綿のパンツを購入し、その場で丈の長さを調整してくれた時、店員さん曰く少し短めの方が今年のファッションだと言い、言われるがままに丈をつめてもらいました。そして実際はいてみたら丈が短くて父親に短すぎないかとクレームを言われてしまいました。父親は納得いかないようでした。短い丈だと足が短く見られてしまいおかしいですか？

回答No.2

Aoki Ken（@kenaoki）

御父様の年齢については存じませんが、私が個人的に
”城中松乃廊下世代”と申し上げている世代の方かもしれません。
　具体的に言うなら、1980年代に20代から30歳前後であった方々
なのですが、当時は経済的にバブルの時期とも重なっていく
時代で, 日本では”ソフトスーツ”と呼ばれた、今日本だけで流行
している相当ピッタリしたカットの服とは”真逆”の、かなり
ゆったり目のカットの服が流行しており、そのためパンツも上着に
合わせて自然と相当たっぷり目のカットでした。そうすると、必然
パンツの股上も深くなり、そしてそのようなパンツで丈を短くして
しまうと、かなりの”間抜け”に見えてしまうことから、また
少しでも足を長く見せたい、という日本人男性全般の誤解もあって
(パンツ丈が長すぎると、裾に溜まったパンツの生地がかえって足を
短く見せてしまう結果となる。）、パンツの丈をほとんどの人が
長すぎるくらいに長くしてしまっていたのです。たとえ誤りで
あっても、若いうちに、そのような誤った習慣にどっぷりつかって
しまうと、クセとなったものは生涯抜けにくいものなのです。
　パンツの丈を決めるのも、最後の決断は必ず自分でするように
つとめましょう。長めであっても、短めであっても、パンツの丈は
御自分のスタイルやポリシーを主張するとても大切な部分です。私も
仕事の際にはパンツ丈についてはミリ単位が勝負の作業です。
　例えば、右肩の方が下がっている方だと、その逆に腰骨の位置は
左側の方が高い場合があり、つまり左右同じ長さで裾を仕上げるため
には、あえてパンツの左右の長さを変えるのが当たり前なのです。
　また特に、綿素材はどうしても縦方向に縮みが出るものであって、
御店に並んでる段階において、既に”製品洗い(garment wash)”等が
施されて、あらかじめ縮ませてある場合も多いのかもしれませんが、
念には念を入れるのであれば、面倒を承知の上でお話すれば、
綿素材のパンツについては、御店で購入直後、すぐ裾上げしては
もらわず、一端持ち帰り、家庭で数度水洗い、乾燥機にもかけ、
さらにはクリーニング店でまた洗ってプレスをかけてもらうくらいの
ことをした上で、御店で裾上げをしてもらうのがベターです。
　最後に、御自分がパンツを履いた姿については、最低5メートルは
離れて、あたかも他人を見ているような目線で御自分の全体の姿を
見る訓練をしてみましょう。それを繰り返していると、だんだん
パンツのシルエットがどう変わろうとも、このパンツなら自分は
これくらいの長さが好みだな、というのが自然にわかってくるように
なってきます。

回答No.1

gldfish

（長いものよりも）足が短く見られがちなのは確かですが、おかしいかどうかは別です。
その店員さんの少し短めの方が今年のファッションというのも一理ありますし、流行以前に、裾の短いパンツで良く見えるかどうかは、結局その人のキャラに合っているかどうかやコーディネイト次第ですね。

世代的にお父さんの言いたい事も個人的に解らなくも無いですが、それぞれの世代にはその青春時代に培われた特有のファッション感覚というものが確実にあります。「昔の子供」の感覚が「今の子供」の感覚に通用する訳がありません。（勿論、askulsさんの世代のファッションも今だけの「若者の流行」でしかなく、いつかは「昔の子供のセンス」になります。）
なので、基本、子供は大人のファッション観はあまり参考にしなくていいと思います。その大人の人（あるいはお父様）を見て、「自分もこの人のファッションみたいにしたい」と思ったなら別ですが。