• ベストアンサー

副都心線、山手線などについてあるパンタグラフ。これ外れてしまう可能性があるのでは?

一般的に電車に使われているパンタグラフ。ひし形で安定した形。 一方、副都心線、山手線などに使われているパンタグラフは半ひし形。 つまり頂点1つと辺2本で作る折れ線形。 これ、外れてしまいやすいのではないかと思います。大丈夫なのでしょうか?だってパンタグラフが外れてしまったら電車そのもの駄目になりますよね。 それからなぜそのような形式になったのですか? 半ひし形を2つあるならば、ひし形1本にすれば作った側も楽であり、 安定した形なので、外れにくい。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • FEX2053
  • ベストアンサー率37% (7991/21373)
回答No.2

Z型の奴は「シングルアームパンタグラフ」と言い、日本では以前は 採用例がほとんどありませんでしたが、欧米(特に欧州)では普通の 形態でして、TGV/ICEもシングルアームパンタですし、新幹線N700系も そうです。 シングルアームのメリットは「軽量」であることです。実は菱形は 「可動部の質量が大きく架線に与える影響が大きい」ために、高速 運転には余り適していない形状なんです。 また、シングルアームは「風の影響を受けにくい」というメリット もあり、高速時の受電性能はむしろ菱形より高い、とされています。 更に「部品点数が少なく、コストが安い」という面もあって優れて いるんですが、シングルアームはフランスの会社が特許を取っており ソレが期限切れになるまで、正式には作れなかったという問題がある んですね。 現在では特許が期限切れになり、メリットがそのまま享受できる ようになったので、ほとんどの事業者がシングルアームを採用して いるんですよ。

noname#96505
質問者

お礼

シングルアームという言葉は初めて聞きました。あれをそういうのですね。しかもほとんどの事業者がシングルアームを採用してたなんて 初めて知りました。詳しい説明丁寧にありがとうございます。

その他の回答 (2)

  • ALF7001
  • ベストアンサー率37% (65/172)
回答No.3

着雪面積が小さいというメリットもあります。 何年か前に首都圏で大雪が降ったときに、積もった雪の重みでパンタグラフが下がってしまって運行不能になる事故が発生しました。その為、中央線の201系電車のように、従来の菱形からシングルアームに交換したものも現れました。

noname#96505
質問者

お礼

201系もそうなんですね。雪のため、シングルアームに変更したという 説明も納得いきました。ご説明、および理屈を知ることができて助かりました。

  • okg00
  • ベストアンサー率39% (1322/3338)
回答No.1

関連するQ&A