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ヘッドライトのバルブ
こんばんは。 ハイエースレジアス(H9年式)に乗っています。 H12年8月に、ヘッドライトのバルブを「RAYBRIGファントムホワイト」に変えました。3980円で安かった、と 言う単純な動機でこのバルブにしました。 色温度は3900Kで、初めは蒼白く感じたけれど、最近は色褪せして電球色になってきちゃったような気がします。 車検時に測定したデータから暗くなっていることが分かりました。純正バルブとほぼ同じ数値でした。ただ、 電球色の純正に比べて、色が白いので視認性は純正以上です。 着色してあるので、色褪せするのは仕方ないと思うのですが、電球も消耗してくると暗くなるものでしょうか?
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そのとおりです。時間がたつにつれて暗くなります。これは電球のフィラメントは点灯時には非常に高温になりますので、少しづつ蒸発していきます。また、蒸発したフィラメントは電球のガラスの内側に付着します。これらの相乗効果によって徐々に暗くなっていきます。フィラメントの蒸発について言えばフィラメントが細く(電気抵抗が増える)なったの同じで、徐々にワット数が小さくなっていきます。ガラスの内側に蒸発したフィラメントが付着すると金属は光を通さないので実質上、光の透過率の低いガラスを電球に使用したの同じことになります。 ハロゲンランプではこれらのフィラメントの蒸発によって起こる不具合を軽減するために、ランプの内部にハロゲンガスを高い圧力で封入してあります。ハロゲンガス内でタングステン(フィラメントの材料)のような金属が高温に置かれ、ハロゲンガス自体も高温である場合はいったん蒸発した金属が再度、フィラメントに戻ると言う、特殊な現象が起きます。これをハロゲンサイクルと言いハロゲンランプが通常の電球よりも高いフィラメント温度で点灯可能なのはこのためです。ただし、これは充填されたガスの温度が十分に高い場合にのみ有効で、点灯開始直後のような温度の低い状態ではこの効果は働きません。したがって点灯直後はフィラメントが蒸発することになるわけです。また、ハロゲンランプでは通常の電球よりもフィラメントの温度が高く設定されているため、この蒸発量は通常の電球よりも多くなります。いったんガラス面に付着してしまったタングステンはハロゲンサイクルによってフィラメントに戻ることはありません(ガラス面はそれほどの高温にならないので)ので、ハロゲンランプは、頻繁に点灯・消灯を行うと寿命がかなり短くなります。 また、一般的に金属は温度が低いほど抵抗値が低く同じ電圧をかけた時に多くの電流が流れます。ハロゲンランプのように高温に保ったフィラメントに電流を流状態が定格になっている電球では、冷えている電球に電流を流し始めた直後は2倍程度の電流が流れますので、ここでも無理が掛かり寿命の短縮につながります。ハロゲンランプが切れる場合の多くが点灯した瞬間におきるのもここに原因があります。 それから、色温度の高いバルブは単にガラスに着色してあるわけではなく、フィラメントに希土類元素などの物質を塗るなどの加工がされています。単に通常のフィラメントの発生するスペクトルの波長の長い(赤い色に近い)部分を着色によってカットしていたのでは、元の光源より確実に暗くなってしまいます。
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- kan3
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ちゃんと暗くなリます。 (仕事で毎日体験してます。)
お礼
ご回答、ありがとうございます。 やはり暗くなるんですね。周りからは「高効率が2年半ももつの?」と言われるのですが、そろそろ替えドキでしょうか? どうせすぐ切れるなら早めに…と思いまして。
お礼
ご回答ありがとうございます! フィラメントが蒸発するなんてビックリ。でもよくよく考えてみると納得できます。 それでON/OFFを頻繁にしてはいけないんですね。勉強になりました!