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偏導関数

x=ρcosΦ,y=ρsinΦ のとき ∂ρ/∂x を求めようとしたのですが x^2+y^2=ρ^2(sin^2Φ+cos^2Φ) よって,ρ=(x^2+y^2)^(1/2)と変形すれば ∂ρ/∂x = x/ρ = cosΦ となりますが F(x,ρ,Φ)=ρcosΦーx とおいて陰関数定理を用いて ∂F/∂x = -1 ∂F/∂ρ = cosΦ よって,∂ρ/∂x = ー(∂F/∂x)/(∂F/∂ρ) = 1/cosΦ !? となってしまいます。 前者が正しいと思うのですが、どうしてこの様に結果が異なってしまうのでしょうか? 教えてください。

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  • mmky
  • ベストアンサー率28% (681/2420)
回答No.5

参考程度に 「x=ρcosΦ,y=ρsinΦ のとき、次のことを証明せよ。 (1) x(∂f/∂y)-y(∂f/∂x)=0 ならば,f(x,y)は、ρだけの関数である。 (2) x(∂f/∂x)+y(∂f/∂y)=0 ならば,f(x,y)は、Φだけの関数である。」 f(x,y), x=g(ρ,φ), y=h(ρ,φ) (1) ∂f/∂φ=∂f/∂x*∂x/∂φ+∂f/∂y*∂y/∂φ =∂f/∂x*(-ρsinΦ)+∂f/∂y*(ρcosΦ) =-∂f/∂x*(y)+∂f/∂y*(x) ∂f/∂φ=0, -∂f/∂x*(y)+∂f/∂y*(x)=0 (2) ∂f/∂ρ=∂f/∂x*∂x/∂ρ+∂f/∂y*∂y/∂ρ =∂f/∂x*cosΦ+∂f/∂x*sinΦ ρ*∂f/∂ρ=∂f/∂x*ρcosΦ+∂f/∂x*ρsinΦ =ρ*∂f/∂ρ=∂f/∂x*x+∂f/∂x*y ∂f/∂ρ=0, ∂f/∂x*x+∂f/∂x*y=0 「(3) (∂^2f/∂x^2)+(∂^2f/∂y^2)   =(∂^2f/∂ρ^2)+(1/ρ)(∂f/∂ρ)+(1/ρ^2)(∂^2f/∂Φ^2) を示せ。」 (1),(2)を利用 ∂f/∂ρ=∂f/∂x*cosΦ+∂f/∂x*sinΦ ∂^2f/∂ρ^2=(∂^2f/∂x^2)∂x/∂ρ*cosΦ+(∂^2f/∂y^2)∂y/∂ρ*sinΦ = (∂^2f/∂x^2)*{cosΦ}^2+(∂^2f/∂y^2)*{sinΦ}^2 ---(A) ∂f/∂φ=∂f/∂x*(-ρsinΦ)+∂f/∂y*(ρcosΦ) :註:積の微分です。 ∂^2f/∂φ^2=(∂^2f/∂x^2)∂x/∂Φ*(-ρsinΦ)+(∂^2f/∂y^2)∂y/∂Φ*(ρcosΦ)-∂f/∂x*(-ρcosΦ)-∂f/∂y*(ρsinΦ) =(∂^2f/∂x^2)*(-ρsinΦ)^2+(∂^2f/∂y^2)*(ρcosΦ)^2+∂f/∂x*(-ρcosΦ)+∂f/∂y*(-ρsinΦ) ∂^2f/∂φ^2+∂f/∂x*(ρcosΦ)+∂f/∂y*(ρsinΦ) =(∂^2f/∂x^2)*(-ρsinΦ)^2+(∂^2f/∂y^2)*(ρcosΦ)^2 {∂^2f/∂φ^2+ρ*∂f/∂ρ}/ρ^2 =(∂^2f/∂x^2)*(sinΦ)^2+(∂^2f/∂y^2)*(cosΦ)^2 --(B) (A)+(B)から (∂^2f/∂x^2)+(∂^2f/∂y^2)=∂^2f/∂ρ^2+{∂^2f/∂φ^2+ρ*∂f/∂ρ}/ρ^2 ということですね。参考まで

その他の回答 (4)

  • Mell-Lily
  • ベストアンサー率27% (258/936)
回答No.4

 x=ρ・cosφ …(1)  y=ρ・sinφ …(2) (1)から、  ρ=x/cosφ. …(3) したがって、  ∂ρ/∂x=1/cosφ. …(4) また。(1),(2)から、  ρ=√(x^2+y^2). …(5) したがって、  ∂ρ/∂x=cosφ. …(6) (3)は、  ρ=f(x,φ)=x/cosφ. すなわち、ρをxとφの関数と見ているわけです。一方、(5)は、  ρ=g(x,y)=√(x^2+y^2). すなわち、ρをxとyの関数と見ているわけです。つまり、(4)は、φが一定のときのρのxに対する微分であり、(6)は、yが一定のときのρのxに対する微分なのです。座標平面で考えれば、分かりやすいでしょう。

  • mmky
  • ベストアンサー率28% (681/2420)
回答No.3

#2のmmkyです。 参考が多少すっきりしていませんので、追記しておきます。 「x=ρcosΦ,y=ρsinΦ のとき ∂ρ/∂x を求めようとしたのですが」 x=f(p,Φ), y=g(p,Φ) ということであれば、 ∂x=(∂f/∂p)∂p+(∂f/∂Φ)∂Φ =cosΦ∂p - psinΦ∂Φ ∂x/∂p=cosΦ - psinΦ∂Φ/∂p ∂p/∂x=1/{cosΦ - psinΦ∂Φ/∂p} ∂Φ/∂p=0, であれば、 ∂p/∂x=1/cosΦ y=(∂f/∂p)∂p+(∂f/∂Φ)∂Φ ∂y=sinΦ∂p+pcosΦ∂Φ ∂y/∂p=sinΦ+pcosΦ∂Φ/∂p ∂p/∂y=1/{sinΦ+pcosΦ∂Φ/∂p} ∂Φ/∂p=0, であれば、 ∂p/∂x=1/sinΦ 考え方(2) x^2+y^2=ρ^2 p=f(x,y)=√(x^2+y^2) ∂p=(∂f/∂x)∂x+(∂f/∂y)∂y =(x/p)∂x+(y/p)∂y ∂p/∂x=(x/p)+(y/p)∂y/∂x ∂y/∂x=0, であれば、つまりy=定数のとき、 ∂p/∂x=(x/p) :(x/p)は変数xで変化する傾き ということですね。#2の参考の追記まで

guowu-x
質問者

補足

回答ありがとうございます。しかしなんだかまた分からなくなってきた…。 具体的には次のような問題を解こうとして∂p/∂xが必要になりました。 ・問題 x=ρcosΦ,y=ρsinΦ のとき、次のことを証明せよ。 (1) x(∂f/∂y)-y(∂f/∂x)=0 ならば,f(x,y)は、ρだけの関数である。 (2) x(∂f/∂x)+y(∂f/∂y)=0 ならば,f(x,y)は、Φだけの関数である。 (3) (∂^2f/∂x^2)+(∂^2f/∂y^2)   =(∂^2f/∂ρ^2)+(1/ρ)(∂f/∂ρ)+(1/ρ^2)(∂^2f/∂Φ^2) を示せ。 (1)は(∂f/∂Φ)=0,(2)は(∂f/∂ρ)=0 を示して出来たのですが, (3)を解こうと (∂^2f/∂x^2) =(∂/∂x)(∂f/∂x) =(∂/∂ρ)(∂f/∂x)*(∂ρ/∂x)+(∂/∂Φ)(∂f/∂x)*(∂Φ/∂x) …。と変形していくわけですが、この計算のために必要だったわけです。 なお、上の変形は解答に書いてあったので多分あってると思います。 また,解答では∂p/∂x=(x/p)=cosΦ,出計算されていたため訳が分からなくなった次第です。

  • mmky
  • ベストアンサー率28% (681/2420)
回答No.2

参考程度に #1のspringsideさんのご指摘の通り、変数と定数の混同がありますね。 (1) x^2+y^2=ρ^2(sin^2Φ+cos^2Φ) よって,ρ=(x^2+y^2)^(1/2)と変形すれば ∂ρ/∂x = x/ρ = cosΦ となります。 ですが正しくありません。もし、Pとxが変数であれば、円の方程式ではないのでyを定数として、P=√(x^2+k) , k=y^2 dp/dx=x/√(x^2+k)=x/p , x/p=cosθ でこれはcosΦ ではありません。 cosΦが有効なのは、pが定数で、x,y が変数の場合です。 (2) ∂ρ/∂x = ー(∂F/∂x)/(∂F/∂ρ) = 1/cosΦ  極座標でPを変化させると,cosΦ は定数ですから、Δx=Δr*cosΦ ですから、∂ρ/∂x = 1/cosΦ はあっていますね。 といういことですかね。

回答No.1

回答ではないのですが。 文字としてx,y,p,Φの4つが登場していますが、その4つのうち、変数はどれで、定数はどれでしょうか。 そこら辺で混乱が生じているような気がしますが。 また、∂ρ/∂x = -(∂F/∂x)/(∂F/∂ρ)についている「マイナス」は不要のような気がします(分数計算のように見れば)。

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