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ギ酸ナトリウム
60℃くらいの温度で、COガスと固体のNaOHが反応してHCOONaになる反応は起きるでしょうか? アルゴン雰囲気・無酸素の密閉系で、反応時間はたっぷりあります。
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手元の「工業有機化学」(向山光昭 監訳,東京化学同人)によると,次の平衡反応で,平衡を NaOH によって塩にすることでギ酸側に移動させているようです。 CO + H2O ← [cat.] → HCOOH HCOOH + NaOH → HCOONa + H2O この最初のプロセスは CO の分圧 8-30 [kg/cm^2] で 115-150 ℃ の温度で行われるそうです。 この事とお書きの条件から考えると,まず HCOONa は生成しないと考えて良いのではないでしょうか。まあ,まったく0かと言われると自信ありませんが,少なくとも問題になるほど(検出できるほど)は生じないと思います。
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- ADEMU
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回答No.1
まずおこらないように思います。 ギ酸のC-Hの結合はイオン結合ではありませんのでOHのHがCOと反応するとは思えません。
質問者
お礼
ご回答ありがとうございます。 http://www.bartleby.com/65/fo/formicac.html などを見ると、蟻酸の工業的製法として、「高温で」COとNaOHからNaCOOHをつくり、それからHCOOHにする・・・てなことが書いてあるようなのですが、それが何℃でおきて、何℃なら起きないのか・・・というか、要するに今自分の関わっている系で起きているのかどうか。 起きていて欲しくないんですが、絶対大丈夫か?となると不安なもので・・・。(^^;;
お礼
ご回答ありがとうございました。 高温高圧の条件で、しかもCOとNaOHを直接反応させるわけではないんですね。