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歯科矯正 マルチループアーチワイヤー(MEAW)について

 30歳になりますが、以下事由により歯の矯正治療を前向きに考えております。 (1)噛み合わせの違和感、不快感。(直接要因ではないが強い肩こりあり) (2)歯周病の進行が見られ将来悪化への不安。 (3)顎関節症(口を大きく開けようとするとガクンガクンと衝撃音がなる)の将来悪化への不安。 (4)反対咬合の傾向(下顎前突)と叢生。容貌の改善もひそかに望む。  そこで矯正歯科でのカウンセリングを受ける中で、マルチループアーチワイヤー(MEAW)の説明を聞きました。通常の矯正なら歯の前後調整を行うが、MEAWは上下調整もあわせて行うことができ、噛み合わせの最適化も図れ、治療期間も短縮されるというもの。 しかし、インターネットで調べてみても、マルチループアーチワイヤー(MEAW)を扱っている矯正歯科医が少なくメジャーな方法でないように感じます。画期的な治療方法に聞こえますが、なぜもっと多くの歯科医が取り扱わないのでしょうか。技術的に難しいという以外に、やはりそれなりのデメリット等があるのでしょうか。  ちなみに、他の歯科医の方は私の口の中を診て、「顎のずれはあるが4本の抜歯を行っての歯列矯正でいけるでしょう、ただ検査次第では外科手術を勧める可能性も…」といった感じです。  業界専門の方、ご経験者の方、詳細についてご回答いただけると幸いです。

みんなの回答

noname#107673
noname#107673
回答No.2

こんにちは。 現在MEAWワイヤーを使って矯正中、且つ顎関節症(関節円板前方転位)がある者です。年齢も同じくらいです。 現在の矯正は2回目です。 最初の矯正でもMEAWワイヤーを使い、その時は、歯列と共に、顎の状態、顔貌(ゆがみがなくなった)、体調も驚くほど改善しましたが、装置除去後、顎関節症が再発し、体調も悪化.....結局再び装置を着けましたが、歯列は整ったとはいえ、顔貌や体調のほうは最初の矯正の前とほぼ同じ状態に戻ってしまいました。 最初の矯正装置除去後の体調悪化はすさまじく、とても辛くて、「きちんと顎の検査をしておけば良かった」と後悔したものです。 MEAWは、太いワイヤーと顎間ゴムで、顎位を強力に変える力があり、それだけ顎への負担も大きくなります。しかし、扱う歯科の先生は顎関節には詳しくない方がほとんどです。 なので、yanagiyamaさんがMEAWで矯正される場合は、現時点で顎の違和感があるならなおさら、必ず口腔外科などで顎の検査をされてから、口腔外科の先生とも話し合って矯正治療を進められたほうが良いと思います。 質問の答えにはなっていないかもしれませんが、私自身の経験から、回答させて頂きました。

回答No.1

細かい話は、他の方に任せて。簡単に。。 技術だけで言えば 矯正の専門医であれば今日日だれでも使える技術なんですよ。 (新しいことを勉強している人であれば) 開咬という症状に効果的なのですが開咬にはみんな結構使いますよ。 特別ではないです。なので多くが取り扱わないのではなくて わざわざ技術として宣伝するものではないというのが一つ あります。 画期的といえば画期的なんですが、それで従来の治療がガラッと 変わるようなブレークスルーを起こすようなものではないです。 デーモンなどのローフォースローフリクションテクニック などのようなメジャーテクニックの変更ではないんですよね。 矯正医は一つの方法で、治療をしているのではなくて いくつもの方法をから選択したり、段階に応じて最適なものに 変えたりしています。その中の一つの言う位置づけが一般認識 です。それのみで全部やる!という先生がどの技術にもいて yanagiyamaさんが出会われた先生もそういう人なのではないでしょうか。 私は開発者の金先生ともお会いしたことがあるのですが(昨年亡くなられましたが) デメリットというとまだ完全に動き方が解明されていないところが あるように思います。動くハズなのに動かないケースを大学でも 何例も見た事があります。 金先生の講義の後の食事会でもみんなそんな話をしていました。 顎関節症が矯正で緩和されるかは難しいところです。 本当に何軒か回って良い先生を探されてください。 外科処置が必要なら歯学部の付属病院がそばにあればそちらの 矯正科にいかれても良いかもしれません。

yanagiyama
質問者

お礼

ありがとうございます。 ご回答いただいた内容で、だいぶ矯正治療のテクニックや矯正医の治療に対する考えなど、全体像がつかめてきたように感じております。また、何軒か回って聞いてきた話が、改めて自分の中で繋がってきたような気もしています。 最初、私も大学の附属病院等を中心に考えていたのですが、問い合わせてみたところ、先生の指定ができなかったり、どの先生に診てもらえるか結局わからない、といったところが多く、やはり信頼できる先生に診続けてもらいたいので、その種の懸念が残り、今は個人の矯正医を探していたところでした。 引き続きしっかり検討してみたいと思います。

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