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大阪医大で発見された組換による遺伝子の突然変異について

大阪医大で発見された組換による血液型の遺伝子の突然変異について質問ですが、O型とB型の夫婦から一度遺伝子の組換でA型の子供が生まれたら、次にこの夫婦が産む子供も組換でA型になる確率が高くなるのでしょうか?また、これと同じ組換がA型同士の夫婦や、O型とA型の夫婦の子供におこってB型の子供が生まれた場合はどうでしょうか?ごくまれに起こることがあると書かれていたのですが、一度この組換が起きてしまったら次に産まれる子供にも起きやすくなるのかどうか?ということが気になって夜も眠れないくらい悩んでいるので、どなたか詳しい方、御回答お願いします。

noname#75562
noname#75562

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  • suiran2
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回答No.2

何処まで遺伝子についての知識がおありなのか解らないので説明が難しいのですが…なるべく分かり易く説明します。 ABO式血液型にはA・B・Oという3種の遺伝子があります。しかしA遺伝子が基本でB遺伝子やO遺伝子はA遺伝子が変化して出来たと考えられています。これらの遺伝子はDNAを詳しく分析しますと以下のようなものであることが解っています。 A遺伝子…これが基本です。 B遺伝子…前半部はA遺伝子と同じです + 後半部はB遺伝子特有です(最低四カ所の塩基置換が起こり四個のアミノ酸がAと異なります) O遺伝子…前半部はO遺伝子特有です(A遺伝子の一個の塩基が欠失し、フレームシフトが起こり遺伝子の暗号が意味を失いました) + 後半部はA遺伝子と同じです これらを簡単に以下のように表しましょう。 A遺伝子…AA、B遺伝子…AB、O遺伝子…OA 今回の発見は、血液型がB型で遺伝型がBOの親が組換えでA遺伝子に変化したというものです。これはB遺伝子とO遺伝子の組み換えで、B遺伝子の前半部にO遺伝子の後半部が付きA遺伝子になったというものです。つまりA遺伝子そのものになったわけで子供への遺伝はA遺伝子として遺伝します。 組み換えで遺伝子が変化するケースは血液型B型(遺伝型BO)のヒトの場合だけです。他のケースでは組換えが起こっても遺伝子は変化しません。組換えの頻度は、詳しくは知りませんが何万分の1かの確率で誰にも平等に起こっているものです。

noname#75562
質問者

お礼

B型の人にしか組換による突然変異が起きないというのは驚きました。 これだとA型の人には絶対に起こらなくはないと言っても極めて確率が低いということになりますね。アドバイスありがとうございました。

その他の回答 (5)

回答No.6

そーなんですね。 でもですが、組換えを起こすために、遺伝子が乗換える事は 異常ではなく体はわざと、、やっています。 (防げるのに防がない。。静的にわざと) Aconitumさんも、私もここで回答した他の方もみなさんの遺伝子も 一部に組換えが生じています。 イントロンに生じているためRNAスプライシングを受け、形質して 出てこないだけです。 人間もまた変化の途中の存在であり完全体ではありません。 組換えを起こすことにより、多様性をわざと生んでいるんです。 ですので、この世に存在した限りみんなが変化を起こし 次世代に影響を与える存在になります。 そしてそれは悪い事ではありません。多様性を与えることにより 人間という生き物により可能性を与えているという事になるからです。 この辺の話は木村資生さんの中立説という学説の話ですので 興味があれば調べみてください

noname#75562
質問者

お礼

そうなんですか。組換ということ自体は普通に起こっていることなんですね。変化というものも悪いことばかりではなく、よい変化もあるものなんですね。何度もありがとうございました。 是非調べてみたいと思います。

回答No.5

No3です。 なんども投稿されているのでちょっと気になりまして。 不必要なご心配をされているのではないかなぁと思うのです。 今は個人識別、親子関係は完全にDNAのみで行いますので 血液型が関係するのは輸血と血液型占いだけです。 ただ、その輸血も赤血球以外に白血球にも型があるため、 輸血の際白血球の型も合わせて輸血することもあります。 また占いも専門でやっている、それでご飯を食べている専門家で 血液型で占いをしているはほとんどいません。 このため輸血も占いも赤血球の型のみを特別視する必然性が ありません。 子供に対する影響も、『染色体の不分離』によるターナー、 クラインフェルター、ダウンなどの方が高率でおこり(1000分の1程度) ずっと影響が大きいものです。 親子鑑定もDNAでしっかり鑑定でき、組換えの影響は精度に 影響を与えません。 何度もご質問をされて長いですが何一つ寝れないほど悩まれることは ないと思います。 基本的には遺伝しない分野ですし、ただ完全にも解明されていない 分野でもあります。 そのため深く考えても仕方がない分野ではあるのですが 何がそんなにご心配なのですか?

noname#75562
質問者

お礼

ありがとうございます。これまでも稀なことが自分や自分とつながりのある人に起こってしまっているのではないかということを考えてしまうと胃が痛んだり夜眠れなくなるといったことが何度もあって、今回のこれもその1つです。確かに極稀だということが分かっていても、それが自分に絶対に起こらないという保証はどこにもないと考えてしまうともうどうしようもなくなってしまうので、こういうことになってしまいました。ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。そして、アドバイスありがとうございました。

回答No.4

仕組みについては詳しい回答がでているので、この点についてだけ。 >一度この組換が起きてしまったら次に産まれる子供にも起きやすくなるのかどうか? 答えは否です。少なくとも、第一子がそうであったから、次の子にも同じことが起こりやすいと考える合理的な理由はありません。 なぜなら、突然変異による遺伝子の変化にせよ、相同染色体組換えによるそれにせよ、個々の細胞で独立して起こる偶然の現象です。一つの細胞で起こった遺伝子の変化と同じことが、他の細胞でも独立して起こるということはありません(あったとしても偶然による、天文学的な低確率)。 相同染色体組換えは、生殖母細胞が減数分裂する過程で起こります。一個の母細胞から配偶子は、精子なら4つ、卵なら1つしか生じません。これら4つの精子のうち一つ、あるいは1つの卵が、B型とO型の組換えによってA型になったとしても、それ以外の配偶子が影響を受けたり、同じことを起こすというメカニズムがあり得ないということは、高校生物学程度の知識でもあれば、理解できるでしょう。 ただし、減数分裂以前、体細胞分裂で増殖する原生殖細胞の段階でおこった遺伝子の変化は、同じ変化をもった生殖母細胞を多数生じるので、複数の子に同じ現象が見られる可能性はあります。しかし、この段階(体細胞分裂をしている過程)で相同染色体組み換えが起こることは、これまた通常まったくありません。

noname#75562
質問者

お礼

アドバイスありがとうございます。精子や卵子がつくられる際にこういったことが極稀にあると書かれていたので気になっていたのですが、このときに起こることは本当に稀なようですね。本当にありがとうございいました。 ところで、詳しい回答がでているのはどこなのかご存知でしたら、教えてください。

回答No.3

もうすでに詳しい回答が出ていますが、組換えに関しては まだ完全に解明されているものではありません。 平等におこるとされていますが、組換えを起こす未知の因子 があるかもしれません。何度も質問されていますが残念ながら あなたの質問の答えは現状ではこの世に存在しません。 生物分野も未知の事の方が圧倒的に多い分野です。 まだ人参の成分さえ半分も解明されていないんですから。 科学などその程度のものです。

noname#75562
質問者

お礼

人参の成分も半分以下しか解明されていないのですか!これは驚きました。また、未知のことが多いということがよく分かりました。アドバイスありがとうございました。

  • owata-www
  • ベストアンサー率33% (645/1954)
回答No.1

う~ん、これは正確に言うと何とも言えないというところが正しいような気がします。(専門ではありませんが) ただ、一度この組換が起きてしまったら次に産まれる子供にも起きやすくなるというのではなく、考えられるとしたら、元から親の一方が何らかの理由でその箇所に相同組み換えが起こりやすくなっており、初めから、突然変異が起こりやすくなっているという可能性の方です。 ただ、相同組み換えがどのような条件で起こるとかはまだ未知の分野なので、何とも言えないのが現状かと…

noname#75562
質問者

お礼

まだ未知な部分があるのですか。とても難しいものなのですね。アドバイスありがとうございました。

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