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x線回折について
X線回折についてです 2つの回折平面からなる回折波を考えたとき、ブラッグの回折条件を満たさない ときでも完全なピーク強度打ち消しは発生しないように思われますが、実際の 粉末X線回折パターンではブラッグの回折条件を満たした場合のみピークが現れ、 わずかでも2θの値がずれるとピーク強度が著しく弱くなるのはなぜですか? ラウエの条件とかと考えたのですがわかりません。教えてください。。
- fighting03
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> 2つの回折平面からなる回折波を考えたとき(中略)完全なピーク強度打ち消しは発生しない はい。そうです。2つの格子面だけを考えるとそうなります。 実際の粉末X線回折で、ブラッグの回折条件を満たした場合のみピークが現れるのは、実際の結晶には格子面がたくさんあるからです。たくさんの格子面からの反射X線が干渉するために、ブラッグの回折条件を満たした場合のみ、ピーク強度が著しく強くなります。 詳しくは、参考URLの「1-5 ブラッグ条件 Bragg condition」と「5-1 ラウエ関数とラウエ条件 Laue function & Laue condition」を参照してください。
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