賃貸マンション選びでの「騒音」に関する注意点

質問

先日、彼女の物件探しに付き合い、いろいろな物件を見てきました。
その時、間取り・設備・築年数(新築)が気に入った物件があり、
そこで騒音について考えたのですが、どのようにチェックしていいか分かりませんでした。

とりあえず、二部屋並んで空いていたので、片方ずつに入り、
大きな声、話し声、軽く壁を叩く、クローゼットの開け閉めをするなど、
どのように聞こえるかやってみたりはしましたがf(^^;
＊ちなみに12階建てのSRC物件でしたが、結構聞こえました…。

そこで、物件探しをする際、騒音・音の伝わりを事前にチェックするための方法、
また、建築方法、壁の素材などの、知っておくといいポイントを教えて下さい。

それと一つ気になった点があったのですが、
隣と面している壁が、触ったり軽く叩くと、
片方は中が詰まっているような感じ、片方はスカスカな感じがしました。
これが同じく片側スカスカ、もしくは両方スカスカな物件はあったのですが、
両方詰まっている壁はありませんでした。
このスカスカ壁、そして片側しかないのはなぜでしょうか？

回答No.1

noname#184449 · ベストアンサー

元業者営業です

＞とりあえず、二部屋並んで空いていたので、片方ずつに入り、
大きな声、話し声、軽く壁を叩く、クローゼットの開け閉めをするなど、どのように聞こえるかやってみたりはしましたがf(^^;

頑張りましたね（笑）。事実上はここまでが限界でしょう。これ以上の事は物件を傷つける恐れがありますのでご注意ください。

＞建築方法、壁の素材などの、知っておくといいポイントを教えて下さい。

基本的に防音性能はＳＲＣ（ＲＣ）造＞鉄骨＞木造というような関係になります。（ＳＲＣ造が一番優れている）

遮音性能は遮音する物質の重さに比例します。つまり壁、天井の材質が重ければ重いほど音は聞こえなくなります。
これは軽く叩いてみると容易に判別できますので、現地に行った際は試してみて下さい。

＞このスカスカ壁、そして片側しかないのはなぜでしょうか？

たとえＳＲＣ造でも分譲用マンションでない限り主要構造壁、梁、柱以外はボードで仕切っている物件が多々あります。理由はコスト削減です。つまり、賃貸用マンション、アパートは収益を上げるための物件ですから、建築費用をできる限り抑えて建築されます。
故に、構造上主要な柱、梁、壁（乱暴に言えば外側の壁）以外の内壁はご質問にある「スカスカ壁」になるのです。（平たく言えば間仕切りです）

部屋の両側が「詰まっている壁」と言う物件は、分譲用として建築された物件、もしくは建築費用をかけた賃貸用マンション以外はむずかしいかもしれません。特に築年の古い物件はこの「スカスカ壁」が多いですね。

ご参考まで。

回答No.2

sirousagi1

元現場監督で、現在は建築の設計もしております。
構造はどうあれ、上下左右からの音や振動など防ぎきれません。
施工時に経験しておりますし、入居予定者から現場へ同じような問い合わせがあったりしました。
「音は伝わります。」と返答しておりました。
分譲マンションでは、床材などに≪音環境性能≫なんて仕様規定が設計時に盛り込まれたりします。

結局は、共同生活体なので、「あれは、ダメ、これには注意などを決めて、あとはお互い様。」だということを
仕事上、管理組合や販売会社から聞いたことがあります。

質問者の言う　＞スカスカの壁
が何を意図するかがわかりにくいのですが、
察するに、界壁（隣家との境壁）でのことかと思います。
その現場の施工図を見ないと判断つきにくいので、考えつくことから、
SRC物件ということですが、躯体壁部分はRCならば、GL工法という壁を専用の接着できる粘土のようなもの（GLボンド）で
石膏ボードを張り付けます。これだと叩いても固い感じがします。
軽量鉄材（LGS)という骨組部材が使用されているところは、断熱材を中に充填しても
乾いた軽い音がしたりします。
また、
＞中が詰まった感じは、
GLボンドでの壁を仕上げて、
＞スカスカの壁は、
LGSを使用しての壁を仕上げた・・・・のかもしれません。
理由は、壁の中にちょっとした空間を作って納まりを考慮しているのかもしれません。
なので、あまり気に留めることもないかと思います。

法で決められた遮音性能の構造は、基準でしかないということは知っておいてよいと思います。

ご自身で調査した状況下と生活音が日常でている入居後は、昼間と夜間の音の聞こえ方の違いに
似ているかもしれません。
となれば、そんなに気にならないことであるかもしれません。

いいですね。上の方ですか。？見晴らしはさぞ・・・。
でも、ゆれるだろうなあ。