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国の借金とお金のながれについて教えて下さい。

日本銀行は国債との交換でお金を発行しますよね?そうなりますと、「お金が増える=借金が増える」ということになると思います。 借金をせず、通貨価値を落とさず、お金を増やす方法は、外国に物を売りお金を受け取るという事になると思いますが、それを買う外国もまた借金をして増やしたお金なのでしょうか? 世界中で借金し合って、そのお金の奪い合いをしているのでしょうか?借金をしないでお金を増やす方法はないのでしょうか? 回答よろしくお願いします。

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  • oyaoya65
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回答No.1

日本の国債は日銀や金融機関や生命保険会社が保有していますが、毎年のように30兆円以上増加しています。国が使う借金を自分の国の国債(自国民の借金となる=借金の担保は国民の年金や預金や生命保険や不動産などの資産です。将来の税金や消費税で取り立てられる事を意味する)でまかなっているのが日本だけです。これを続ければ、日本が破綻国家に突き進むだけです。 これだけの借金をもっている先進国は日本だけです。日本の政府の収入は年50兆円程度ですが、毎年80兆円も使い続けて赤字分の30兆円を国債で補っている政府のひどい経済政策が小泉政権以降続いています。毎年30兆円の国債が増加していくという事は日本の人口をおおよそ1億人とすれば赤ちゃんから年寄りまでの全ての国民に1人当たり30万円の借金を押し付けている事になります。 それでも日本の国民の預金や生命保険や年金などの資産全部合わせると1200兆円(今これだけあるかは疑問?)に対して国債が800兆円程度、地方自治体の借金をあわせても1200兆以下でまだ国は破産しないので大丈夫と言われています。しかし、国民が貯金し、家族の為に生命保険に加入し、老後のために年金の積みたてをしている資産が国債の担保(借金の担保)にされているのは残念ですね。 米国の赤字国債は日本政府が大量に購入しています(国際収支の黒字を米国債で保有)が、最近中国が保有する米国債の総額が日本の総額を追い抜くことが確実となっています。ドルの価値が下がれば、日本は大損をしますが、米国は日本政府に米国債を売り払わないように要請してきていますね。他の中小国は国の赤字を円借款や日本の無償支援に頼って、日本は世界中にお金をばら撒いています。今の世界的な不景気に対して、日本の首相は国際基金IMFに10兆円を供出することを表明し、世界中の国々はそこからお金の支援を受ける方向でG20(主要20カ国の会議)などの経済対策が勧められています。国内での低所得の若い世代や年寄りの生活困窮者が増える中で政府の外交特権で国会を通さず、世界にお金をばら撒いています。 借金をしないでお金を増やすには、国民が汗を流して価値のあるものを清算し、労働の対価として給料を貰い、貯金をし、家を建て、車を買い、子供を大学にやり、国民の生活を豊かにすることで、国内消費を増やし、財産を増やす事で、企業も生産物を国民に購入してもらえ、国に納める所得税や企業税が増えて、国の税収が増えれば、国の借金に赤字国債を減らしていく事ができます。 しかし、低所得政策で国民を貧しくし、国民の購買力をなくし、大企業だけが輸出や外国に工場を作り儲けたり、金融機関や証券会社がマネーゲームで実態のない(ものの価値に裏付けられていない)金融商品や先物市場(石油や穀物の価格吊り上げ)や株の購入で、お金をもうけるやり方は、架空でのお金の運用だけで経済成長しているように錯覚させる経済のやり方で、貧民層の増加や破綻する農漁林業や中小企業が増加するようなことをしていくと、政府の税収が減少していくだけで、収入の減った国民に、消費税増税や住民税増税や行政サービスや医療費削減や年金減少などが改革のなでもって行われるのが現実の政治ですね。赤字国債の発行が止まらない原因がこのような背景にありますね。 借金をしないでお金を増やすには、企業は国内で生産活動をし、国民が豊かな生活ができるだけの労働機会を与え、自国の国内生産物を優先して消費するようにすれば、生産や消費が増えて、国の税収入が増えて、物や労働に裏づけされたお金が増加して、国も国民も豊かになっていくでしょう。国債の発行で印刷されたお金が出回っても、大企業や金融機関や国の財政だけでお金が動き回るだけで、国民は豊かになりません。結果として赤字国債が増えるだけで、赤字国債のつけは最終的には国民に押し付けられるだけです。

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