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粘度測定以外の分子量測定法(それぞれの理論と長所、短所)
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こんばんは 多少Web検索してみたのですが、 どうも光散乱法とサイズ排除クロマトグラフィー(SEC)の2つが主流のようですね。 参考URLの記事を引用すると(理論はさておき)、以下の通りです。 (1)光散乱法 「SI単位にトレーサブルであり、低分子量から高分子量まで幅広く適応可能であるなどの長所をもっている。レーザー光源の出現により測定が幾分簡単になった。」 (2)サイズ排除クロマトグラフィー(SEC) 「操作が簡単、分子量分布についての情報も得られるなどの理由で光散乱に比べ汎用されている。多くの場合絶対的な分子量を得ることができないのが最大の欠点である。」 よく耳にするGPC(ゲル浸透クロマトグラフィー:Gel Permeation Chromatography)は、SECの一つとのことです。 参考URLでは、新しい測定方法として、マトリックス支援レーザー脱離・イオン化飛行時間型質量分析法(MALDI-TOFMS)法について、以下のように記載しています。 「近年マトリックス支援レーザー脱離・イオン化飛行時間型質量分析法(MALDI-TOFMS)法が直接絶対分子量を測定できる方法として注目され、装置もかなり普及して来ているが、定量性に欠ける、事実上高分子量領域まで測定できないなど、精密な分子量計測法としての問題がある。」 その他にも以下の測定法がありました。(それぞれPMMAなどのポリマーの分子量測定に有効かどうかはわかりません) ・IAMS(イオン付着質量分析法) 分子量1000程度までの高分子化合物 ・電気泳動法 ・浸透圧法(低分子用?) ・凝固点降下法(低分子用?) ・マススペクトル ご希望のような理論、長所、短所をまとめたようなサイトは私には見つけられませんでしたので、光散乱法やSECなどを個別に調べ、まとめられたほうが良いかも知れませんね。 ※参考URLは、”分子量測定”で検索してみてください。 #1さんが紹介されているサイトに良い回答が返ってくるといいですね。
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> どこかいいサイトがあったら教えてください。 Yahoo!知恵袋がおすすめです。
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