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確率の問題です

クイズで,100問中の問題に僅かに1問だけ不正解という芸能人がいる.やってみろ,といわれて20問答えたところ,2問不正解だった.彼はうそつきと判断できますか? これを証明するのに,どうすればいいですか?宜しくお願いします.

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  • aokisika
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回答No.4

確率に関する誤解があります。 まず、100問中99問が正解ですから、正解率は99%です。 では99問正解したら、100問目はどうなるのでしょうか? 100問目は必ず不正解だとしたら、100問目の問題に取り組む時点での正解率は0%ということになってしまい、99%ではなくなってしまいます。 あるいは、98問正解したら、99問目はどうなるのでしょう? 1問は必ず不正解するはずだから、正解率は50%になるのですか?そんなことはありません。99問目も正解率は99%。100問目も正解率は99%です。それが確率です。 この芸人が1問目に正解する確率は99%です。 1問目に正解して、続けて2問目も正解する、ということが起きる確率は 99%×99%=98.01% さらに続いて3問目も正解である確率は 98.01%×99%=97.0299% となります。同様に続いて、18問目まで連続正解ということが起きる確率は 99%×99%×99%×・・・・×99%=83.4513755% となります。 不正解になる確率は1%ですから、 18問連続して正解したあとで、19問目が不正解ということが起きる確率は 83.4513755%×1%=0.834513755% となります。同様に20問目で不正解になる確率は 0.834513755%×1%=0.00834513755% です。 しかし、不正解になるのは19問目と20問目とは限りません。 1問目と2問目で不正解かもしれませんし、1問目と3問目で不正解かもしれません。 1つ目の不正解が第1問目の場合に、2つ目の不正解は、 第2問目のとき、3問目のとき、4問目のとき・・・・20問目のとき、 と19通りあります。 1つ目の不正解が第2問目の時には、2つ目の不正解は 第3問目、4問目、・・・・20問目 と18通りあります。 同様に1つ目の不正解が第3問目のときには17通り、 第4問目の時には16通り、・・・ と続きます。結局、20問のうち2問を間違える間違え方は、 19+18+17+・・・・+1=200通り となります。これを先ほどの、19問目と20問目で間違える確率にかけると、 0.00834513755%×200=1.66902751% となります。つまり、100問中99問正解する芸人が20問の問題を解いた場合に、約1.67%の確率で2問間違える、ということが起きます。 ですから、約1.67%の確率で起きるようなことが起きてしまっただけです。 したがって、この芸人はうそつきとはいえません。

kepunden
質問者

お礼

そのような思いましたが、証明し方がなかなかできないので困りました。この詳しい説明に本当に助かりました。ありがとうございました。

その他の回答 (5)

  • Ishiwara
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回答No.6

「うそつき」というと数学的な定義が難しいので、「この人のクイズ正解率は99%である」を帰無仮説として、検定しましょう。 二項分布により、正解が20/20となる確率は、0.99^20=0.8179であり、19/20となる確率は、20*0.99^19*0.01=0.1652です。合計すると、0.9831ですから、帰無仮説が正しければ、この外に出る確率は1.69%となります。 よって、危険率5%なら「棄却」ですが、1%では棄却できません。棄却とは「正解率が99%もあるとは確信を持って言えない」ということです。常識的な「うそつき」とはニュアンスが違います。

kepunden
質問者

お礼

ありがとうございました。

回答No.5

ANo4さんの解答がとても良いと思いますので、ここは訂正と補足という事で書かせていただきます。 訂正 20問から2問を選ぶ選び方 20C2=20!/(18!*2!)     =190となると思います。 補足 20問中2問正解が実力だとすると、この人が運よく1000問中999問正解できる確率は、 (18/20)^99*(2/20)^1*100C1はおよそ2.95*10^(-5)*0.1*100                 =2.95*10^(-4)となり、 3400回に1回くらいは成功できる可能性があります。

kepunden
質問者

お礼

そこまで計算できる、すごいですね。ありがとうございました。

noname#81590
noname#81590
回答No.3

確率の問題の答えとしては「うそつき」でしょうね。不正解数は挑戦問題数に対して単純増加の関係にありますから、挑戦問題数が100問に達するまでに不正解数が2から減ることができません。よって挑戦問題数100のときに不正解数を1にするという約束は履行不能となります。

  • maxmixmax
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回答No.2

まず「うそつき」の定義が必要になります。 証明出来るかどうかも「うそつき」の定義次第です。

  • 19721219
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回答No.1

100問中99問正解ってことは、正解率99%です。 20問の場合で当てはめると、19.8問正解しないといけないことになります。 問題の順番もありますし、小数点はあり得ませんので、実際には19~20問正解しないといけません。 って事は、嘘つきでよいのではないでしょうか?