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会議通訳での勉強方法(韓国語)
- 会議通訳での韓国語勉強方法とは?
- 通訳に必要な韓国語の理解力向上のコツ
- 会議通訳での成功の鍵は議題の内容理解
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ご存じのように通訳は単語の置き換えではありません。話される内容、話の対象を出来るだけ勉強しておくことです。 私の友人は、会議の通訳を頼まれると、2週間ほど、その分野の専門書を研究しているようです。大変な努力です。 1.最初の間は、自分の受注分野を狭めておくようお勧めします。 2.専門用語の辞書は沢山ありますが、収められている単語は名詞が多く、動詞や形容詞が不足していることが多いと感じます。例えば、化学反応が右へ進むという発言があった時、「化学」「反応」という名詞は直ぐ見つかりますが、「進む」に相当する適切な外国語を教えてくれる辞書は少ないのです。英語を例に取ると move, proceed, progress, go, run ....いくらでも候補はありますね。正しい動詞を見付けるには、文献を読む他ありません。最近はインターネットで上手に検索すれば適切な例文が比較的容易に見つかるようになりましたが。 3.途中で聞き返すこと自体は問題ありません。程度問題で、会議の進行を妨げないという条件付きですが。昔、ある通訳が、何回聞き直しても分からず、満員の聴衆に向かって「どなたか分かる方はありますか」と助けを求め、好評を博したのを見ております。
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- nishikasai
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司法通訳です。 活動場所は法廷と警察署です。 一度警察幹部の会議の通訳もやりました。 会議の通訳は二通りあります。一つは会議に出席しメンバーの発言を通訳する。これは簡単です。わたしの言っている間、発言はありませんから。しかし、わたしが別室で会議を聞きながら通訳するのは至難の業です。聞きながら話すというのは聖徳太子みたいな特別な才能が必要です。もし前者なら難しくはありません。会議のポイントを把握しておくこと。専門用語に精通しておくこと。それが一番大事です。通訳というのは翻訳家と違って正確性や名文はさほど重要ではありません。翻訳家との違いは、いくつかあります。 1.発音が良いこと。ネイティブ並であること。声が明瞭であること。 2.小難しくやるのではなく、多少はしょることがあっても要領よくやること。字幕の翻訳と似ています。相手の言っていることをその場でわからせることが大切です。 3.重要ポイントだけは多少時間がかかってもいいから正確に訳す事。たとえばわたしは被告の生い立ちなどは多少省略しますが、犯罪そのものについては書き方で刑が違ってきますから慎重にやります。