無垢の床で車椅子にも対応可能なもの

質問

家の中で車椅子を使用するつもりで、強い床材を探していたのですが、
先日無垢の床を使った住宅を拝見したところ、思っていた以上に無垢が良かったので悩んでいます。

パインの床だったのですが、柔らかくて傷が付きやすいそうなので、これでは車椅子は無理だと思いましたが、HMさんに、「ナラやサクラなら強い」と勧められました。
車椅子が毎日通っても、傷がつかないほど、本当に強いのでしょうか？
また、それよりも向く床がありましたら、教えてください。

回答No.2

lovesaeka · ベストアンサー

無垢を選択されるのであれば、こなれた値段であれば、サクラ(カバ)・ナラ材がよいかと思います。
値段が高くてもよいのであれば、カリンやチーク・クリなどのいわゆる硬木のものがよいかと思います。特にカリンは濃色ですが、風合いもいいですよ。(チークは床材としても有名な材料ですが、原産国がミャンマーのため手に入りにくくなっています)

ただし、はやり天然木材ですので、使用方法によっては傷は付きます。(これはどんな樹種でも物を引きずったりすれば程度は大小ありますが傷がつきますし、プラスチックキャスター付き家具等で力を加えて引きずれば、へこむ可能性もあります)
また、水分に基本的には弱いので、乾燥時期には縮んだり、水廻りでは伸びたり、反ったりしますので、そういったことがあると言うことは考慮した方がよいです。
そして無垢の風合いを本当に求めるのであれば、自然塗料やオイル仕上げなどのものを使用し、定期的なメンテナンスをしなければなりません。(リンレイのオールなど普通のｗａｘを塗ることが出来ず、用途に合った仕上げ剤を使用しなければなりません)

ただし、車椅子であれば、例えば表面に銘木の突板を貼ったフロアーも各メーカー出しています。普通は耐車椅子仕様になっていて、手入れも普通のフロアーと変わりないので、通常では高くて手に入らない樹種のものでもそれなりの値段で無垢と同じような見た目を得ることが出来るかと思います。
また、オレフィンシートに無垢の木目を印刷したシートフロアと言うものもあり、表面の強度も高くかつ、無垢では表現できないきれいな仕上がりをしているものもあります。
そして、表面強度を高めたウレタンＵＶ塗装をした無垢材もあります。(流通量は圧倒的にこのタイプが多いです)

本当に無垢の風合いを最大限に求めたいのであれば、それなりの値段と手入れが必要なので、それを考慮して選択されてはいかがでしょうか。

あくまでも建材メーカーのものからの参考意見でした。

回答No.4

ultra1long

ANo.3に追記します。
書いたあとに気になったのですが、車椅子の車輪は、ゴム系のものでしょうから、硬い床材が必ずしも必要というわけでなく、傷が付きにくければ良いのではないかということです。

となると、
逆に柔らかい、コルクタイルあたりも、良いのかもしれません。
福祉施設などでも割と使われていたりします。
http://www.kobecork.co.jp/sekou01/sekou01_3.html

歩いた感じも、座った感じも、柔らかいフローリングよりもっと柔らかく、足腰に優しい感じです。
また、畳のように、直接、布団を敷いて寝ても全く違和感無いものです。
耐摩耗性が気になるところでしょうが、数年間、ワックス仕上げのコルクタイルの上で、キャスターが樹脂車輪の事務用イスを使っていますが、この程度では、今のところ特に傷や荒れも全く無く、問題無いようです。

もし、ご興味あるようであれば、一度ご検討されてみては、いかがでしょうか（メーカーにより臭いがきついところがあり要注意です）。
下記など連絡すると、サンプルブックや一枚単位のサンプルがもらえるはずです。
http://www.toa-cork.co.jp/
厚さは、3mmからありますが、コルクの柔らかさを感じられる為には、5mm程度は必要でしょう。
また、磨耗に強いセラミックやウレタン仕上げもありますが、コルクの質感（弾力性）を生かすワックスやオイル系の仕上げを選ばないと意味がないだろうと思います。
コストは、無垢フローリングと比較して、材料費は高い場合も考えられますが、施工費がずっと安いはずですから、トータルでは安くなるのではないかと思います。
また、フローリングと異なり、簡単に部分的に張替えられるというメリットもあろうかと思います。

以上、ご参考まで。

お礼

再度のご回答、ありがとうございます。

コルクの床は車椅子には適しているようですが・・
木目の床にしたいと以前から思っていたので、やはり無垢のフローリングを希望しています。

回答No.3

ultra1long

明るいナチュラルな白木ですが、硬くて耐摩耗性に優れているもので、メープル（カエデ）もあります。
http://www.world-frontier.com/

オーク（ナラ）も硬めですが、さらに硬い木ですので、傷には強いでしょう。
メープルは、ボーリングのレーン、ギターのネック、野球バットなどにも使われます。
ただし、歩いた感じは、パインよりずっと硬い感触となります。

メープルの感じは、下記を参考にしてみてください（写真をクリックすると大きくなります）。
http://www.maedamokuzai.com/kaede.html
http://www.mokuzai.com/gallery/list.php?mode=pjid&cate_id=4

お礼

回答ありがとうございます。

メープル、色も雰囲気もすごくいいですね。
パインのような温かさはないのかもしれませんが、車椅子使用なので、硬さを優先するべきなのでしょうね。
ちょっとお値段が気になりますが・・。
ＨＭさんに聞いてみようと思います。
ありがとうございました。

回答No.1

billy65

車椅子使用の床無垢ですと、色の濃淡の好みもあろうかと思いますが、ナチュラルな明るめだと、やはりナラ、サクラ、クリ、タモあたりが主流ですね。濃いめの色合いだとチークを使ったこともあります。
確かにパインは格別に柔らかいので、、、一般床でも、了承の上でないとという感じですね。
硬い木を使っても、多少の傷はつきます。つきにくいということですね。
表面の塗装をどう考えるかもありますね。
極力無垢のよさを引き出そうと考えるなら、耐摩耗性の強いウレタン等の塗りは避け、オイル系あるいはワックス系で汚れ防止程度の塗装としたいところですが、そうすると無垢自体の硬さが重要になりますね。
でも耐磨耗性の塗装をしたものであれば、表面は硬くなるので、案外どんなものでもいけてしまうかもです…、傷はよりつきにくいでしょう。でも無垢のよさという事ですから、、、なんかぬくもり感がほしいんですよね。
いくら硬い無垢床を張っても、無傷というわけにはいかないので、そのあたりは多少は許容しないといけないかなと思います。
車椅子の車は一応ゴム系の樹脂なので案外床は傷つかないですよ。むしろ壁の巾木を足置きの当る高さまで立ち上げておくことの方が、大事かもです。これをしておかないと、１年もしたら壁が（下地の石膏ボードが）傷だらけになってしまいます。。。

お礼

回答ありがとうございます。

やはり、勧められたようなナラやサクラならいいという感じなのですね。
あとは塗装ですね。ウレタンは良くないのですね。
どちらにしても、ワックスなどのメンテナンスの必要はあるので、自分で継続してやっていけるのか、よく考えてる必要がありそうですね。
ちょうど子供が通っている保育園の床が、無垢に何かを塗った感じで、見た目も素材もしっかりした床材で、（たぶんナラかな？と思っているのですが）用途にあった床材を選びたいと思っています。
私も壁の方も心配で、よく通る廊下やリビングなどの壁には、腰板を張る予定でいます。これなら多少の傷があっても、塗り直しなどで何とかなりますよね。

色々とアドバイスをありがとうございました。