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鉄道職員の「声」
お世話になります。 ずっと不思議だったのですが、中川家・礼二や「ななめ45℃」のコントでお馴染みの駅員さんの独特な「声」のことです。 ・あれは何のためにああいう独特な声色でアナウンスするのですか? お客が聞き取りやすいため?ノドを傷めないため? ・新人で入ったら、あの声でしゃべるように訓練があるのでしょうか? ・時々普通の地声でアナウンスするのを聞くことも多いですが、あれは新人さんなのでしょうか?そういうアナウンスをベテランが聞くと「あいつ、まだ青いな」とか感じるのでしょうか?
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駅員も車掌もやったことがあります。 うちの会社では少なくともあの声を出す教育などありません。 逆にやめろという教育もありませんでした。 要はその人個人の自己満足です。 勝手にああやるんだと思い込んでしまってるのか、 もしかして教える先輩が個人的な考えでああやれと言ったから やっているんでしょうね。 ちなみに新聞に出ていたのは私に言わせれば「そうかー?」て感じです。 個人が勝手にやってるだけなんだが・・・って感じです。
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- townser
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昔はどうだかしりませんが、現在は、聞き取りやすいようにはっきりと放送するよう指導がなされています。 ただはっきりと話すとしんどいので鼻濁音などを使って楽をし始めるとあんな感じになってしまいます。一度カラオケなどのマイクを使って放送をマネしてみてください。それも5分や10分じゃなくて、1日中ですよ。 アナウンサーなどのようにしっかりと訓練を受ければいいのでしょうが、放送訓練をするよりも異常時対応訓練をすることのほうが優先されてしまいます。なので「はっきりと放送することのできる車掌」が少ないのです。 いわゆる車掌声は列車に乗っているという感じがしますので、特に優等列車などでは意図してそのような口調にしている人もいるでしょうが、すくなくとも建前としては、車掌声は禁止されていますし、やれと教えられることもありません。 ------蛇足----- ちなみにTSUTAYAなどにいくと昔の鉄道音声を録音したCDなどがたまにあります。それを聞くと、とてもじゃないですが間延びした放送をしています。私が聞いたのは北陸線長浜駅に到着の客車列車の案内ですが、普通ならば「ながはま、ながはまです。」と放送するでしょうが、その録音CDでは「ながぁーはまぁー。ながぁーはまぁー。」と伸ばしていました。
- Kuter
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昔からの習慣的なものです。 昔のマイク(カーボンマイク)やスピーカーは、低音部の再生がしにくく、語尾の滑舌が正確に表現されにくかったからです。 声的な自然さより、より正確に情報を伝達する必要があったため、あの様な発声になったのです。 昔のレコードを聞いてみても、わざと甲高く歌っていないとレコーデングでNGになったそうです。 故淡谷のり子さんなんか、低音すぎて何十回もNGをもらって(マイクが声を拾えない)最後には泣き出したことがあるらしいです。 もちろん今の再生機器はそのようなことはありませんが、昔からの(伝統?)習慣的なものが名残で残っているのでしょう。
- gootaroh
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2008年6月2日付け朝日新聞朝刊の「疑問解決モンジロー」というコーナーで、「車掌さん、なぜ鼻声なの?」という疑問を取り上げていました。それによると、省エネ・強調話法のようです。ただ、ねらってそうしているわけではなく、結果的にそうなっているだけのようです。 全文を引用するのは著作権の侵害になりますので、簡単にまとめると、鼻声は、のどにある鼻腔で声を共鳴させるもので、直接口から声を出すより声帯の震動が少なくても大きな声を出せる。つまり、「省エネ」アナウンスができる。 また、人の耳の感度を調べると、高い周波数域の2~4キロヘルツの音がよく聞こえる特性があるのだが、鼻声で話すと、ちょうど2~4キロヘルツの音の高い周波の成分が強調される。 電車がトンネル内を通る「ゴーゴー」という音、鉄橋などを通る「ガシャンガシャン」という音は、2キロヘルツ以下の低い周波数成分が大きいため、音声の低い部分は聞き取りにくい。それで、鼻声は、乗客の耳に入りやすくなる。 あくまで結果論だが、長い時間しゃべり続けなければならないバスガイドや電車の車掌の発声が鼻声なのは、理屈にかなった話法なのである。 ただ、JR東日本やJR西日本は「節回しをつけることなく、お客様に聞き取りやすい放送をするように指導しています」とのこと。JR東日本では、研修でNHKアナウンサー経験者を講師に迎えている。民間も「社内研修では、独特の声を出すような指導はしていません」。 首都圏や新幹線では停車駅案内は自動アナウンスが主流。東北、長野、秋田などJR東日本の各新幹線はフジテレビの堺正幸アナウンサーが声の主。旧国鉄時代から、四半世紀を超すらしい。「友達とおしゃべりしていても、次の駅名がスッと片方の耳に入って、もう一方の耳からスッと抜ける」という聞こえ方を理想と考えているそうだ。 JR東日本では、基本情報の提供は自動アナウンスに任せて、車掌たちは、停電や地震、交通トラブルなど緊急時の放送や乗客対応に力を入れるべく、日々研究している。メーカー側も、トンネル通過や会話のにぎやかさといった車両別の騒音を自動検出し、車掌の放送音を補正しているとのこと。 以上、ご参考まで。
- ch_tourer
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こんばんわ 現在阪神タイガースの赤星選手がプロ選手になる前、社会人のJR東日本に在籍していたのですが、野球で入った社員とはいえ、忙しい時期には現場に借り出され、駅員か車掌をやったときに「あの声」でアナウンスしたら、先輩に「普通にやれ」って怒られたそうです。 一般的に社員研修では、「普通に、明朗に」はなすよう指導されているようですが、現場で業務をこなしていくうちに、なんとなく「あのような口調」になるようですよ。