この本のタイトルは?エレベーターの世界
中学生のときに学校の図書館で読んで、今なお強く脳裡に焼きついている作品です。
30~40分程度で読了できる短編だったはずです。
内容は以下のような感じです。
時は三次元的に発展を遂げた、超超高層ビルが林立する未来の地球。
一つのビルがもはや一つの都市のような存在に発達しており、その高さは人間の足で上り下り出来るようなレベルではなく、人々は現代の電車のような位置づけにあるエレベーターでビルの中を上下に移動する。
そのようなエレベーターには当然座席がついており、時には「エレ弁」なる弁当を長いエレベーターの旅の間に食べたりもする。
こういった状況の中、無謀にもエレベーターを使わずに階段を使い、一歩一歩ビルの屋上を目指す男がいた。
その男は物語の語り手を含めた数多くの出会いを重ね、人々の心に衝撃を与えつつ、階段の旅を続ける。
そしてついに男は屋上にたどり着く。
男を迎える群集たち。
達成感に酔う男であったが、群集はそれだけでは満足できなかった。
そして・・・・
この作品をもう一度手にとって見たいのですが、作品のタイトルも作者も覚えていません。
ご存知の方がいらっしゃいましたら、タイトル, 作者をお教えいただきますようお願いいたします。