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細胞分裂の極性
動物細胞の分裂中期と後期の紡錐体では、動原体と極をつなぐ微小管は動原体側で重合し、極側で脱重合することによって、極方向に流れが生じているという考えが提唱されているようですが、このことを明らかにするための実験方法を教えてください。 お願いいたします。
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近年流行の手法で微小管関連タンパク質を蛍光ラベルして、ライブ(生きた細胞)で動態を観察するという方法があります。原理的には一分子の蛍光を追跡することができますし、蛍光tubulinを注入して、微小管にどのように取り込まれていくかをみたり、あらかじめ蛍光ラベルした紡錘体の一部に強い光をあてて退色させて(フォトブリーチング)その部位がどのように移動して行くかを見たりできます。 「spindle tubulin fluorescent movie」などで検索すると文献やウェブ上で見られる動画が見つかると思います。たとえば、 http://www.lifescied.org/cgi/content/full/3/2/81 先日の回答で、+端を検出する方法ですが、ひとつの方法は上記の文献の中でも使われているCLIP170を標識、あるいは抗体で検出します。
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