• ベストアンサー

コンデンサーと充電池

コンデンサーを充電するときは単純計算によりコンデンサーが蓄える2倍のエネルギーを用し、半分は熱エネルギーとなって放出されてしまうことになります。それでは充電電池やバッテリーを充電するときも同じように容量の2倍のエネルギーを用していると考えて良いのでしょうか?どなたかお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • yokkun831
  • ベストアンサー率74% (674/908)
回答No.2

コンデンサーを目的電圧を充電電圧として充電すると,理論上半分の エネルギーがジュール熱として失われるという意味ですね。 コンデンサーも理論的には電流を無限小にして電圧が少しずつ 上がるにつれてそれより無限小だけ高い電圧になるようにコントロール すれば,ほぼ100パーセントの効率で充電できることになります。 ニッカドなどの二次電池も同じで,充電器は通常電流を制限するような 回路が内蔵されていて,効率をあげるというよりも急速充電で バッテリーの能力が落ちるのを防止しているのです。バッテリーでは, コンデンサーのように定電圧充電の場合にエネルギーの半分が失われる という理屈は成り立ちませんが,実際化学反応が追いつかずに効率が 落ちることが考えられます。もちろん,バッテリーをいためない ために,定電圧充電は避けるべきなのです。

destiner
質問者

お礼

御回答ありがとうございました。 単純に私の思慮が甘かったです。 高校の教科書に私が述べたような記述があったんですが、定電圧という条件を見落としていました。 回路中の抵抗値0でコンデンサーと電源部の電圧と電流(電荷)の挙動を等しくできることが 出来れば100%の効率になるということですね。 もちろん電流が流れるには電位差が必要ですが。

その他の回答 (4)

  • yokkun831
  • ベストアンサー率74% (674/908)
回答No.5

念のため。 質問者は理解されていると思いますが,「単純計算」の意味は 最終充電電圧に等しい定電圧充電をすれば,電源がした仕事 E=QVに対して,コンデンサーが蓄えるエネルギーがその半分だから とちゅうジュール熱で半分が失われるということですね。基礎的な 学習においては,電流制限充電など考えませんから,乱暴に抵抗 1本入れたぐらいでどーんと充電する場面が出てくるのが常です。 そのとき定電圧電源がする仕事は間違いなくQVです。そのうち 半分をコンデンサーが受け取るわけです。

  • tance
  • ベストアンサー率57% (402/704)
回答No.4

コンデンサへの充電や放電を考えるときは十分な注意が必要です。 抵抗を通してコンデンサを充電するときは充電中の抵抗の消費する エネルギーが、コンデンサに充電されたエネルギーと等しいことは ちょっと計算すると解るのですが、バッテリはエネルギーが貯まる プロセスが化学反応なので、おそらく同じではないと思います。 充電池は電圧が指数関数で上昇しないことを見てもわかります。 ちょっと、以下の問題を考えてみてください。冒頭に注意が必要と 言いましたが、思考の落とし穴が実感できると思います。 容量Cのコンデンサに電圧Vが貯まっています。そこへ、同じ容量Cで 完全放電したコンデンサを並列に接続します。 最初にコンデンサが持っていたエネルギーは(1/2)CV^2ですね。また Q=CVなる電荷が貯まっています。 並列接続後は、合成容量2Cに同じ電荷Qが貯まるので電圧はV/2に なります。 さて、並列接続後のエネルギーは (1/2)(2C)(V/2)^2 = (1/4)CV^2 となり、最初のエネルギーが半分になってしまいました。これは どうしてでしょう。

destiner
質問者

お礼

御回答ありがとうございます。 何を考えていたのかコンデンサーと充電池の電圧特性を 同じように感覚的に扱っていました。 質問についてはエネルギー保存則からエネルギーが半分になったということは ジュール熱(熱エネルギー)として放出されてしまったのでしょうか。 しかし抵抗値0という理想回路を考えた場合は予想もつきません。

  • tetsumyi
  • ベストアンサー率26% (1858/7094)
回答No.3

勘違いをされているようですが、 コンデンサを充電した時に充電電圧に対して蓄えられたエネルギーが半分になっていると結果から半分が熱になったと思ってしまう人が多いですが、これは蓄えられた容量が小さいときは電圧も低いことから当然のことです。 コンデンサを充電するとき、電圧が徐々に上昇し充電完了時の半分の電圧で充電したと同じエネルギーしか蓄えていないことになります。 結果的にE=QVではなくてE=1/2×QVになります。 コンデンサでも充電電池でも定電流DCコンバータを使うことではるかに効率よく(80パーセント以上)充電することができます。

  • outerlimit
  • ベストアンサー率26% (993/3718)
回答No.1

>コンデンサーを充電するときは単純計算によりコンデンサーが蓄える2倍のエネルギーを用し、半分は熱エネルギーとなって放出されてしまう・・ その根拠は何ですか ? 理想コンデンサであれば 効率100%です 誘電体損失等で効率は落ちますが 50%となる根拠は無いはずです 根拠の文献を読み直す必要があると思えます なお 熱機関(タービン等)では 最大理論効率50%があります

関連するQ&A

  • コンデンサーと静電エネルギーについて

    物理IIを学習している高校生です。 授業でコンデンサーに充電するときのエネルギーの関係について学びました。 電気容量C(F)のコンデンサーを電位差V(V)の電池につないでQ(C)の電気量をコンデンサーに蓄えたとき、電池がする仕事はW=QV、コンデンサーに蓄えられた静電エネルギーはその半分の(1/2)QVになる。残りの半分は導線の抵抗によるジュール熱の発生に使われている。 と習いました。しかし、なぜほとんど抵抗がないように作られているはずの導線を通しているのに半分もエネルギーが失われてしまうのか直感的に理解できません。もし、抵抗が全くない導線(超伝導など?)を使ったらどうなるのでしょうか? また似たようなことなのですが、充電し終わったコンデンサーを別の充電されていないコンデンサーに接続すると、必ず静電エネルギーが失われますよね?これもどこでエネルギーが失われているのかわかりません・・・。上と同じように抵抗0の導線を使えばエネルギーの損失をなくすことができるのでしょうか? このあたりは複雑なので水流モデルで理解したいと考えているのですが、どうにもうまくいきません。コンデンサーを並列につないだときの静電エネルギーの減少はどうしたら水流モデルで考えることができるでしょうか。 一部でもいいので答えていただけると幸いです。

  • チャージポンプの効率

    [コンデンサを抵抗を通して充電すると電池の仕事量=CV^2, コンデンサの静電エネルギー=1/2*CV^2, 抵抗のジュール熱=1/2*CV^2となり、電池の仕事量の半分が抵抗で熱に消費されるのですが、そうすると例えば2倍昇圧のチャージポンプの一段目のコンデンサを充電した段階で半分のエネルギーが抵抗で消費され、効率が50%を超えられないように思うのですが、どこが間違えているのでしょうか?どなたかご存知の方いらっしゃいましたらよろしくお願いいたします。]の結果がみつかりませんでした

  • コンデンサー

    起電力vの電池、電気容量c、抵抗力Rの抵抗を直列に繋ぐ時、電池がした仕事は、QVで、cv^2コンデンサーにたまった静電エネルギーは1/2cv^2より、抵抗の熱による仕事は、1/2cv^2となるのは理解できるのですが、コンデンサー電池をそのまま繋いだ時、電池のした仕事は、コンデンサーにQたまるので、静電エネルギーは1/2cv^2とQをVあげたので、cv^2で矛盾すると思うのですが、どうなっているのでしょうか。分かりません。教えて下さい。

  • コンデンサーについて教えて下さい

    教えて下さい。高校生レベルです。 電池(直流)1個とコンデンサー1個の回路です。 電池の電位差が Vボルトです。 コンデンサーの電気容量が Cファラッドです。 十分に時間が経ち、コンデンサーの極板間の電位差がVボルトになると、 コンデンサーに溜まったエネルギーは 1/2CV^2と思います。 このまま(電池につないだまま)、極板間の距離を大きくするとどうなるのでしょうか? == 私の見立ては、以下のとおりで、矛盾だらけです。 距離が大きくなるので、コンデンサーの電気容量は 小さくなると思います。 電池につないだままなので、極板間の電位差はVのまま。 となると、コンデンサーのエネルギーは 電池に戻るのかなと思います。 (コンデンサーに溜まったエネルギーが、離れた分、電池に戻った感じです。) しかし、極板間には ちから(電磁気力?)が働いていると思うので、離した距離分だけのエネルギーが外部から加わっています。このエネルギーはどこに行ってしまったのでしょうか?

  • コンデンサー 熱量

    電圧Vで充電された電気容量Cのコンデンサーに電圧3Vの電池をつなぎ,スイッチを入れる。 抵抗で発生する熱量Hを求めよ。 初めコンデンサーには静電エネルギーQV/2があるのは分かりますがここからどうするのでしょうか?

  • コンデンサーと、2次蓄電池とを、充電能力で比較した場合、どちらが充電能力が高いのでしょうか?

    コンデンサーと、2次蓄電池とを、充電能力で比較した場合、どちらが充電能力が高いのでしょうか? 乗用車に搭載される一般的な12ボルトのバッテリー(鉛蓄電池)を対象として考えたとき、これと、同等の、体積、重量のコンデンサー(キャパシタ)を作った場合、 どちらのほうが充電容量が多いのでしょうか? 充電時間、放電時間とも、コンデンサーのほうが圧倒的に性能が勝っていると思うのですが。 市販の、一般的なバッテリーで、1個1万~2万円くらい。 これと、同等の、体積、重量のコンデンサー(キャパシタ)を作った場合、 コスト的にはいくらぐらいになるでしょうか? もしくは、市販の、一般的なバッテリーと同等の充電容量のコンデンサーを作ったとき、その、体積、重量はどれくらいのものになるでしょうか? 以上よろしくお願いいたします。

  • コンデンサー ジュール熱

    電気容量C[F]のコンデンサーを起電力V[V]の電池で充電するとき,抵抗で生じるジュール熱を求めよ。 解き方を教えてください

  • コンデンサの充電電圧について

    起電力E、内部抵抗R の電池に 電気容量C のコンデンサをつなぎます。 この回路で、コンデンサーの充電が終わったときのコンデンサーにかかっている電圧Vはいくらになるんでしょうか。 答えにはV=Eと書いてありました。 ですが、内部抵抗で電圧低下が起こるのでV=E-RIではないのですか?

  • コンデンサーの充電

    コンデンサーを充電するとき、抵抗は必要なのでしょうか? 抵抗がなければ電流は流れないので抵抗は必要だと思うのですが、教科書や参考書には抵抗が書かれてないものもあり、電池とコンデンサーだけの回路がたくさん書かれています。 何か誤解しているかもしれませんので、もし必要ならばその理由も教えていただけるとうれしいです。よろしくお願いします。

  • コンデンサー

    スイッチSを閉じ、電圧Vで充電した容量Cのコンデンサーがある。この状態からSを閉じたまま極板間隔を3倍した。その間に電池を通った電気量を求めよ。という問題があって解説では間隔を3倍にしたからQ1がC/3・Vになっていてそれはわかるのですが、なぜもう一方のQ2はCVのままで、Q2はC/3・Vにならないのでしょうか? そしてなぜ|Q1-Q2|のように計算して電気量を出すのでしょうか? 2枚の極板は同じ電荷じゃないのですか?