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妖怪の存在が日本で根強いのは何故?

nomoriの回答

  • nomori
  • ベストアンサー率32% (64/195)
回答No.6

>日本ってなぜあんなにも妖怪がいるのでしょうか? ほかの方も仰るように日本だけに多いわけではなく、ただ単に質問者様の知識不足かと思いますが…(下手な日本贔屓はやめましょうね)妖怪が確実に日本で増殖した時期はあります。「妖怪」という言葉自体、8世紀あたりに出てきたと思われるのでそれほど古くもありません(おそらく「物の怪」という言葉の方がメジャーだったでしょう)し、中世説話群にはそれほど多くの妖怪は記載されていません。 「妖怪」という言葉が頻出し始め、流布したのは近世以降かと思います。しかも後期に普及したのではないでしょうか?私の知っている限り、元禄文化までは妖怪はそれほど存在しませんし、その呼称も一般的ではないかと思います。 恐らく化政文化あたりの浮世絵・読本・歌舞伎もろもろの影響で、一気に妖怪の知名度が上がり(というより、ブームが起きたんですよ、このとき…)そのために妖怪の数も爆発的に増えたのかと思います。 それまで「妖怪」と認識されていなかったものさえ「妖怪」と呼び習わされ、妖怪になっていったのでしょう。 妖怪が多い(と質問者様が認識される)理由はこの辺にあるかと。また、同様の理由から、 >日本の妖怪は恐ろしく有害な妖怪から、何も危害を加えない無害なもの、時には微笑んでしまうような愛嬌のある妖怪までいますが これも、比較的新しいものの見方です。少なくとも近世初期に妖怪が無害と言うことはありませんでした。妖怪と呼ばれるものは少なからず異端であり、また恐怖の対象であり、不吉なものとされていました。近世中期以降、現実主義が広まるにつれて不可解なものへの恐怖心がなくなるとともに、怖くない妖怪も現れだしたのでしょう。 >中には「座敷わらし」のように目撃談まである妖怪もいます。 イギリスでは写真にまで撮られた妖怪(イギリスでは妖精と言いますが)がいますが?笑 妖怪とまでは行きませんが、彼の国では現在も、「幽霊が出る」だけで物件の相場が上昇するそうです。日本人が同じ事を出来るかと言ったら…できませんね笑。 私は妖怪の専門家ではないですし、民俗学方面のことは知識がないので判りませんが、取り敢えず、知っていることのご回答まで。 まあ、何はともあれ、疑問に思ったらどんどんどんどん本を読んでいくことです。この質問の場合も、まず「妖怪がいる」→「日本にはこんな妖怪がいるが海外はどうだろう?」→「海外の民話や伝承などにあたってみる(これは簡単で、いろんな国の民間伝承をまとめた本は多数出版されてますし、中国の妖怪に関する書籍は腐るほどありますよ(『西遊記』だって孫悟空からして妖怪でしょう?笑)」→「海外にも色々な種類の妖怪がいるが、日本とはどう違うのか?」を考える…くらいはできるでしょう。 間違っても、現時点の見識だけで「『日本』ってこんなたくさん妖怪がいるんだ!」で終わらないようにして下さい。危険な発想です。

miccilewin
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 はい、たしかに国外にも妖怪やその類がたくさん存在することは承知ですが、海外の友達と日本の友達(10人位ですが)に聞いてみたところ、日本の友達は簡単に妖怪の名前が5つくらい出ましたが、海外の友達ではあまりこれと言った妖怪は出ず、妖怪というよりも幽霊の話が多かったです(アメリカの友達だとBloody Maryの話をしてくれました)。イギリスの妖精の話も有名ですよね。コティングリー事件でしたっけ?(あれは結局ただの悪戯でしたが・・・。) 妖怪が「増えた」時期は、江戸の庶民文化が栄えたあたりからなんですね。あの頃だからこそいろんな妖怪が出てきたのかも知れませんね。 質問で書いたとおり、つい最近興味を持ち始めたので、文献等はこれから読むつもりです。ここでそのヒントを少しでももらえたらと思って質問しました。

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