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貿易の原理

最近今更ながら司馬遼太郎の幕末あたりの本を 読み漁っている大学生です。 幕末って鎖国的だった日本がとうとう列強国と 貿易をし始めるときなワケですよね。 今竜馬がゆくを読んでいて、長崎に貿易結社のようなものを作り それで質の良い銃や船を買い、幕府やっつけよう!というところなのですが 質問1:日本には列強国から銃を何千丁も買ったり 船を購入するほどの金がどこにあったのか。 質問2:列強国の商人たちも、別にボランティアで来てる訳ではなく あくまで儲けに日本に来ているわけです。 普通に考えると片方が金銭的に得をしたら片方が金銭的に損をするように思えます。 ですが竜馬は端的に言えば「貿易して財力ウハウハにすんのが戦だぜ」 と言ってるように思えます(おおざっぱすぎてすみません笑) 「貿易」というのは相手も、自分も、金銭的に得をするということが可能なのでしょうか。 またそれが可能なのはどのようなケース、やり方においてなのでしょうか。 「貿易」という概念の根本をお伺いしたいです。 よろしくお願いいたします!

  • R-gray
  • お礼率41% (1005/2413)
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  • 回答数5
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  • migimonza
  • ベストアンサー率26% (44/166)
回答No.2

本件のお尋ねは、経済学のカテゴリーかもしれませんネ。 質問1:日本には列強国から銃を何千丁も買ったり船を購入するほどの     金がどこにあったのか。 回答 :日本の幕末の経済と技術は、進んでいました。     西洋に比べ火力を使う分野と鉄を使う分野が劣っていただけです。     貨幣制度は江戸は金本位制だし、上方は銀本位制でした。     なので、為替市場が成立し相場が日々変動していました。     また、原則として幕藩体制の経済は米本位制であり、先物取引の市場が     成立しており、米相場が日々変動しておりました。     意外と金があったのです。 質問2:列強国の商人たちも、別にボランティアで来てる訳ではなく     あくまで儲けに日本に来ているわけです。     普通に考えると片方が金銭的に得をしたら片方が金銭的に     損をするように思えます。 回答 :貿易は、売る方と買う方の双方が利益を得ないと成り立ちません。     一方だけが利益を得、相手方が損失を被るだけの関係は、侵掠か、     詐欺か、強請りです。     物を売ったほうは、金を得る代わりに、商品を失うわけです。     そして、得る金の効用が失う商品のそれより多いと思ったとき取引に     応じます。     物を買った方は、金を失う代わりに、商品を得るわけです。     そして、得る商品の効用が失う金のそれより多いと思ったとき取引に     応じます。     すべて、等価交換であるのが、商取引であり、貿易もまた商取引に過ぎません。     確かに、商取引で、割の悪い取引をしてしまう場合がありますが     それは、商品の効用を誤認したか、他市場での交換価値に疎い     ことから来る結果なのです。     決済の手段の貨幣が一方交通的に片方に流れると均衡を保つため     為替相場が変動し、おおくの金が流れ込んだ国の貨幣が高くなり     金が流失した国の貨幣が安くなり均衡を保つ働きが生じている     わけです。

その他の回答 (4)

  • jamiru
  • ベストアンサー率5% (170/3044)
回答No.5

1840:アヘン戦争 1851:太平天国の乱 貿易が成り立つも何もお隣の市場が何処かの誰かにぶち壊されて戦争特需だぉ(^ω^)

  • pri_tama
  • ベストアンサー率47% (674/1410)
回答No.4

>「貿易」というのは相手も、自分も、金銭的に得をするということが可能なのでしょうか。 >またそれが可能なのはどのようなケース、やり方においてなのでしょうか。  例   A国の特産品Bは、A国内では100円で売買されている。   C国では、特産品Bは150円で売買されている。   この点に注目した、貿易商人がA国内で特産品Bを大量に購入(需要増加で価格は、110円に)   貿易商人がC国内で特産品Bを大量に売却(供給増加で価格は、140円に)  と言ったケースが考えられます。(A国の生産者は、販売代金が+10円に、C国の購入者は購入代金が-10円に、貿易商人も1商品あたり30円以内の輸送コストに抑えれば儲かる)

回答No.3

質問1:単純に決済通貨である金銀がそれなりにあったんだと思います。また、明治維新時はまだ産業革命が未達成ではありましたが、国産品がそれなりに相手国に魅力ある交換品となったのだと思います。 質問2:貿易の当事者双方が儲かると思いこむから貿易が成り立ちます。そもそも貿易が何故成り立つかと言うと、A国で価値のないものがB国では価値のあるものに映るからです。大航海時代ではアジアの香辛料が西欧で取り合いになりました。当事者両方が得をするということは、論理的に不思議な気もしますが、国によって何に値打ちがあるかは異なってきますから、貿易が成り立つんですね。 しかしながら、世界共通に価値あると思われる金銀は、基軸通貨として使われます。あるいは、金と交換が約束された貨幣を基軸通貨としてきました。産業革命期以降はイギリスのポンド、第二次世界大戦後は米ドルがその役割を果たしています。

  • tanuki4u
  • ベストアンサー率33% (2764/8360)
回答No.1

南北戦争終了 1865年4月 亀山社中 1965年9月 武器が世界的に余っているときに、これから必要となる場所があった。 というのが、大きな背景です。

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