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対地機銃掃射について
第二次大戦などのガンカメラ映像を見ると海上のターゲットに対して 円を書くように機銃掃射をしているのは何故ですか? 弾の無駄ではないのでしょうか?よろしくお願いします。
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機銃に限らず、銃というものは、 弾着にはバラツキがでるのです。 構造上、反動・摩擦、ノズルジャンプ等により、 弾に同じ軌道を 描かせることは不可能なのです。 それで整備のときに 平均衝突点を測定して照準点と 調整するのです。 これを零点規正といいます。 基本作業です。 で、機銃を連射すると、 弾は照準点を中心とする周辺円状に ばら撒かれることになります。 だから円を描くように撃ってるわけじゃなくて 弾が自然にそういう風に撒かれるというだけです。 精度が高い銃ほど、円は小さくなりますが、 完全になくすことはできません。 爆圧で排出されるという構造は変わらないので。
お礼
なるほど、どうしても円を書いてしまうのですね。 わかりやすい説明で納得しました。ありがとうございました!