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表層クラマトグラフィー(TLC)の展開について

とっても初期的なことをお聞きしてしまい申し訳ありませんが私の待っている有機化学の本には答えがなかったので回答お願いします。 試料を比較する際に、2種類の物質を展開するとしたら1つずつの展開をするのは当たり前なのですが、その二つの試料を混ぜて展開しなくてはいけないのですか? 私が思いついたのはもしかしたら違う物質になるかも知れないから。と 逆にどちらも変化せずに混ざっているために結果は同じになるため。です。 しかしこんなことをしても意味がないのでたぶん違うんだと思います。 そもそも2種類の不明な薬品を混ぜてもし有害なガスとかがでたら大変です。 それなのになぜ2種類の試料をまぜて展開しなくてはいけないのですか? 具体的に展開するものはアセトフェノンと、アセトフェノンをヒドリド還元した反応液と、この2つを合わせたものに3種類です。 もしかして完全にアセトフェノンがなくなっていることを確認するためですか??

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noname#62864
noname#62864
回答No.2

2種類の物質のRf値が近い場合には、別々につけたのでは同一かどうか判別し難い場合があります。その場合に、重ねて(あるいは混ぜて)つければ、判別しやすい(Rf値が近くても別のスポットとして見える)ということです。 もちろん混ぜて反応を起こすような組み合わせは不可です。そうなるかどうかは常識で判断します。また、一般に混ぜるのではなく、同一の場所に重ねてサンプルをつけるという操作を行うことが多いです。そうすれば有毒物ができたとしても微量ですし、サンプルの無駄も少なくて済みます。

baieru
質問者

お礼

とてもためになりました。 今後とも一生懸命勉学に励みます。

その他の回答 (1)

noname#160321
noname#160321
回答No.1

今回は違いますが、 「同じもの」であることを確認するために混ぜる、ということは良くやります。 融点を使う「混融」と同じですね、ただ混融の方が感度が高い。 今回の場合、混ぜたものはそれぞれの物質の「(Rfの)標準」になります。

baieru
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 なるほど!!実験室で表層クロマトグラフィーを使うことは多いのですがウィキペディア程度の知識しか自分が持っていませんでした。 これを機にこれからもっと勉学に励みます。

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