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三角関数の極限
リミット x→0 xsin(1/x) を求める問題で、 解答では 「0≦|sin(1/x)|≦1だから 0≦|xsin(1/x)|≦|x| x→0のとき |x|→0であるから、リミット x→0 |xsin(1/x)|=0 ∴リミット x→0 xsin(1/x)=0」 としてあるのですが、絶対値を付ける意味がわかりません。 -1≦sin(1/x)≦1だから -x≦xsin(1/x)≦x で x→0のとき -x→0 x→0 ∴xsin(1/x)→0 ではいけないですか? 他の三角関数の極限を求める問題でも、はさみうちの原理を使った求め方をしている ものはだいたい絶対値が付けられているのですが、どうしてなのかわかりません。 教えてください><
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- info22
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> -1≦sin(1/x)≦1だから -x≦xsin(1/x)≦x …(1) で > x→0のとき -x→0 x→0 ∴xsin(1/x)→0 ではいけないですか? いけませんね。 どこがいけないかというと、 x≠0(x=0ではsin(1/x)が未定義)ですから x→0- (負の方から0に近づける) … (A) または x→0+ (負の方から0に近づける) … (B) といった極限のとり方をします。 (A)の場合 x<0で考えていることになります。 x<0に対して(1)式が成り立ちません。 (1)はx>0の場合は成り立つ式です((B)の場合は(1)式は成立)。 (1)の各項に絶対値をつけた -|x|≦|xsin(1/x)|≦|x| …(1') ならx<0でもx>0でも成立します。 (1')は > 0≦|xsin(1/x)|≦|x|…(1") と等価です。 この式(1")はx<0,x>0の(A)と(B)の場合について成立します。 なので, (A)と(B)をまとめて |x|→0 と書いているだけです。 > -1≦sin(1/x)≦1だから -x≦xsin(1/x)≦x で この式はx≧0について成立しますが、 x<0については成立しませんね。 お分かりでしょうか?
お礼
遅くなってすいません。 理解できました。 どうもありがとうございました^^