先の回答の方のおっしゃっている通りだと思います。私の意見を少しだけ補足させていただきます。
きれいに洗った後糸でということですが、もっとお手軽にやるのであれば輪ゴムでも大丈夫ですよ。輪ゴムをがちがちに巻きつけても、糸と同じ効果を得られます。(ただガチガチにしすぎて切れないように気をつけてください。)
あと『伊藤家の』食卓という番組だやっていた裏技ですが、私も最終手段としてはやります。卵の白身だけを少し水で薄めて、きれいに洗って乾かした筆をその液につけます。そして液が十分ついた所で、取り出して形を整えて、一晩干しておくと新品風にはなります。
『伊藤家の食卓』ですと白身だけでやっていましたが、私個人としてはガチガチになりすぎると思いますのでお気をつけて。
また先の回答者の方と同じになりますが、やっぱり筆は消耗品です。基礎を学ぶ上ではやっぱり割れてないほうがいいですから、ある程度つかったら筆を変えることも考えないといけませんね。ただ、筆は毎回きれいに洗って丁寧に使えばかなりもちますよ。普段の手入れとしては、よく揉み洗いをして墨が出なくなったら、三十分ほど水(ぬるま湯も可)につけてください。そしてもう一度きれいに洗って、しかっり水を切って干すという手順で行うといいのではないでしょうか(ここで毎回ゴムで巻くって人もいますよ。)。
また、どうしても割れてしまう筆に関しても、そういった筆で書いても味のある作品がかけたりもしますし、だんだんといろんな技術が身についていけば「逆入平出(趙之謙とか日本人だと西川寧が得意とした書き方。わからなければ先生に聞いてみましょう)」の筆法で書く場合きれいな筆でも割れた筆でも関係なくかけますからね。割れた筆は割れた筆で取っておいてもいいと思いますよ。
なんだか本題より余談のほうが長くなってしまいましたね。申し訳ない。読みにくい文章かもしれませんが、参考にしていただければ幸いです。
お礼
なかなか素敵な回答ありがとうございました。