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アクリルの溶液重合について

フッ化アクリルとアクリルシランを用いて、ラジカル重合をしたいと考えています。いろいろ調べてはいるのですが、反応条件がわかりません。 開始剤はAIBN、溶剤はMEK(臭いので変えたいのですが)を用意したのですが、アクリルの仕込み量、開始剤の添加量、反応条件など一般的な条件でいいので教えていただきたいと考えています。 反応条件により、ポリマーの重合度などが変わってくるのは理解できるので、基本だけ教えていただければと思います。 常温硬化型の透明な薄膜コートを作りたいと、いろいろと模索しています・・・文献などを読み、モノマーをある程度溶液重合させて、シランで架橋できたらと考え、このような御質問をさせていただきました。 アクリルの重合は行ったことが無く、基本条件を探すのですが力及ばず困っています。宜しくお願い致します。

みんなの回答

回答No.1

雑駁ですが、基本的なことを記載します。参考にしていただけると嬉しく思います。 アクリルの仕込み量: 溶液重合でしたらだいたい10~20wt%の濃度に設定します。ただし、ゲル化や反応暴走する可能性がありますので、なるべく低い濃度から試してみることをおすすめします。 開始剤の添加量: AIBNの場合実際に重合に使用されるのは添加量の6割程度です。欲しい分子量(何個の分子をつなげたいか)との兼ね合いで添加量は決めます。(連鎖移動効果とかは最初はあまり考える必要はありません) 反応条件: AIBNの場合は反応温度は65~70℃でおこなうのが制御しやすいです。 その他: アクリル系の重合では工業的には極性溶媒としてDMAc DMF DMSOなどを使う場合があります。MEK臭が嫌な場合は検討してみても良いと思います。ただし、これら溶媒には特に前2つは連鎖移動効果がありますので分子量は思ったよりも小さくなることが多いです。

nanash13
質問者

お礼

回答ありがとうございます 馬鹿なのでAIBNの添加量がもう一つ理解できないのが・・・すみません もう一つ深く教えていただけないでしょうか 申し訳ありません

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