- ベストアンサー
一つ紋が入った江戸小紋を普段着に
最近着付けを習い始めたような初心者の25才(女)です。 母の着物を譲りうけたのですが、その中に赤系の万筋があります。 家紋(一つ紋)が抜き紋で入っている(という言い方で正しいのでしょうか。。)のですが、お茶会や結婚式等、略礼装が望ましいような場所へ着て行く予定もなく、基本的にお着物は「普段着」として着たいなと思っています。 やはり紋付の着物を、友人との食事など普段着として着るのは不適切でしょうか? その場合、すでに入っている紋を消したり、ごまかしたりしてカジュアルダウンするような方法はないでしょうか? 着物のお勉強を始めたばかりで、用語の使い方や発想がとんちんかんかもしれませんが、ご教示頂ければ幸いです。
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
こんにちは。 不適切かどうかですが、格式高い着物であることは事実です。 ただ、着付けを習い始めていろんな着物を着たい時期ではないですか? 急にはたくさん揃えられないけど、おしゃれを楽しみたい。私はそんな時期がありました。(ありました。というより今でもそうです!) ここで一つ提案なのですが、そのお着物を着て一緒に出かける場所やお相手に合わせてはいかがでしょうか? たとえば年配の方や着物をよくご存知の方とお出かけする時は控えて、普段のお友達と出かける時は着ていく。 一度着てみてやっぱり人の目が気になるようであれば略礼装に戻してあげる。 気にならなければ箪笥のこやしにせず、いろんなところへ一緒へ着て行ってあげる。 今は気にならなくても、もう少し着物を着続けると(着物を知ると)気になるかもしれません。 このような内容に関しては賛否両論あるでしょうし、もちろんしきたりやルールは大切に守るべきだと思います。 ただ、毎日着物を着ていた昔のルールを洋服が主流の今にすべてあてはめると厳しすぎてなかなか着れなくなってしまいます。 6月でも暑ければ盛夏用を着たり、羽織を着ないで町を歩いたり、おはしょりをしないで着てみたり。 ちゃんとルールを知っている上で着崩していくのは、着れなくなるよりいいのではないでしょうか。 それから、私なら紋を残しておくと思います。 25歳という年齢を考えると、これからお友達の結婚式に呼ばれるかもしれません。 そんな時に着物を着て披露宴に出席すると新郎新婦両家の皆様にとっても喜んでいただけます。 すぐに紋を消してしまったり変えてしまったりするのではなく、気長にその着物と付き合ってあげるのがいいのではないでしょうか?
その他の回答 (3)
3番さんに 1票! 赤系の万筋素敵!!帯び次第で 一生きられますよ(^^♪ 紋付は あまり出番は 無いと思いますが いざと言う時に 役立ってくれます。 持っていれば 安心していられます。 たんすからは 時々出してあげて 空気とお日様に充分当ててあげてくださいな。 紋は 絶対いじらないで お召しになる時期を待ちましょう。 カジュアルにするために 手を加えたら 後で後悔しますよ。 お母様の箪笥に 普段お召しになれる着物は 無いのかしら? 着物のお勉強 頑張って!! 日本の伝統を守って行こうではありませんか!! 着物の好きなおばさんヨリ。
- kanako2005
- ベストアンサー率40% (251/615)
少しお金はかかりますが、しゃれ紋にしてはいかがでしょうか。 刺繍や染めで、今までの紋の上から(または一度漂白したり、現在あるものをそのまま生かしたりして)別の柄を入れることです。 植物や縁起のいい動物が一般的ですが、自分でデザインの希望を言えることがほとんどなので、例えば自分の職業に関係する仕事道具や星座などをモチーフにすることも可能です。 私の感覚ですが、紋付というのはみんながちょっとよそ行きのワンピースやジーンズにカットソーなどを着ている時に、一人だけ結婚式の2次会向けのワンピースやスーツを着ていくようなものだと思います。 「あの子ちょっとがんばりすぎ?」みたいな感じです。 やはり普段着にするには向かないかな。
こんにちは。万筋ですか。素敵ですね。 抜き紋、つまり白く染め抜いた紋が入ってるのですね? それは糸で入れた縫い紋よりも格が上です。 そうなると、正直普段着に着るのはどうかな、という感じです。 もちろん気にしないで着ている方も多く見かけるのでダメとは言い切れませんが、紋の入った着物はハレの日の着物で、普段の着物とは分けて考えるのが元々です。 色無地や江戸小紋を作る時に紋をどうしようか、と誰もが迷うと思います。 結局どういう場で着るのか、用途に応じて紋を入れるか入れないか決めることになります。 紋がなければ普段着ですが、紋が入った途端にそうではなくなるのですね。 帯合わせも違ってきます。 方法としては羽織を着て紋を隠すことで、普段着として着ることができます。 あるいは、背守(せもり)と言って、もともと背縫いのない子供の着物につけた布製のワッペンのような物があるのですが、これを普段着用のオシャレとして紋を隠すように縫いつけてしまうという方法もあります。 http://www.kanshin.jp/kimono/index.php3?mode=keyword&id=374981
お礼
お礼が遅くなってスミマセン。 なるほどです。 やはり、普段着にするのは少し抵抗を感じますよね。。。 羽織で隠すというのは、気づきませんでした。 すぐにでも出来るので大変ありがたいアドバイスです。 羽織とのコーディネートも楽しみですし(*^^*) 「背守」というのは初めて耳にしました。 気に入るものが見つかるか探してみます。 ありがとうございました。
お礼
まず、アドバイス頂いたにも関わらずお礼がとっても遅くなってしまったこと、お詫びします。 頂いたご意見、なるほどです。 熱にうかされるように(母親評/苦笑)「着物!着物!着物!」で気がはやり、 「恥ずかしくないように正しく着なくては!」と気負い、紋を消したり隠したりする方向しか考えていなかったのですが 「それもアリだな」と思い直しました。 実は、アドバイス頂いたあと、一度、同年代の着物を着ない友達とご飯を食べるとき、 ドキドキしながら紋付のまま着てみたのですが、 可愛いと褒めてもらえました(*^^*) しばらくは、紋付のまま着てみようかと思っています。 そのうち、やはり紋が気になったりしたら、そのとき他の皆さんに教えて頂いた、しゃれ紋や背守りを試してみたいと思います。 (その時は、着物に合うステキな刺繍や背守りにもきっと熱をあげてしまうのだと思います/笑) アドバイス、ありがとうございました。