- ベストアンサー
塩基配列とアミノ酸配列について
大腸菌から単離したDNA断片の片方の鎖の構図は下のようであった。 5'-GTAGCCTACCCATAGG-3' このDNA鎖の相補鎖を鋳型として転写したmRNAの塩基配列を書きなさい。5'および3'の方向性も必ず記入しなさい。 ↑この答えはTをUに変えて、 5'-GUAGCCUACCCAUAGG-3'で正しいですか? また、上記で転写されたmRNAの5'末端から翻訳が開始するとすれば、生じるペプチドのアミノ酸配列を書きなさい。N末端およびC末端を記入すること。 ↑この答は、 N-バリン、アラニン、チロシン、プロリン、チロシン-C らしいのですが、どうやって解くかわかりません。どなたか教えてください。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
>5'-GUAGCCUACCCAUAGG-3'で正しいですか? 正しいです。 >N-バリン、アラニン、チロシン、プロリン、チロシン-C AUGでない配列から転写が開始されるというおかしな設定に戸惑っているのか、コドンを知らないのかのどちらかでしょうか? 前者であれば、問題の作成者の意図していることを汲み取ってあげてください。 後者であれば、この問題を解くのは無理です。教科書を読み直しましょう。 アミノ酸は3つの塩基でコードされています。これは、(4種の塩基)^3つの塩基=64種類の組み合わせになり、それらが何のアミノ酸に対応しているかは、コドン表と呼ばれる表にまとめられています。 この場合は、塩基を3つづつ区切ると、 GUA GCC UAC CCA UAG G となり、最後のG1個だけではアミノ酸はコードされません(後ろに塩基配列が続けばアミノ酸になります) 後は、コドン表で3個セットの塩基5組がどのアミノ酸に対応するかを見ていくだけです。
その他の回答 (1)
- sheki
- ベストアンサー率66% (6/9)
問題1に関しては正しいと思います。 問題2ですがちょっと私にはわかりません。三つ組みコドンを組んでいった場合、GUAがバリン、GCCがアラニン、UACがチロシン、CCAがプロリンを指定するところまでは確かです。しかしその後のUAGですが、終始コドンです(ご存知かもしれませんが一応補足しておくと「終始コドン」はアミノ酸を指定せずなおかつ、その後の翻訳は行われません)。なのでこの配列から言うと答えはN-バリン、アラニン、チロシン、プロリン-Sとしか考えられません。大学入試の場合、書かれている配列の途中から3つ組にさせるものもあるのでいろんな場所から始めてみましたがやはりだめです。 では最初の答えがそもそも5-CAUCGGAUGGGUAUCC-3(与えられたDNAの塩基配列をmRNAに転写した配列)と答えさせたかったのでは?とも考えましたがやはり同様にどこから始めても解答のようなアミノ酸配列にはなりません。 なので考えられる理由としてはおそらく与えられたDNAの塩基配列の右から2番目のGがCの誤植かなと。UACはチロシンを指定する3つ組コドンです。ちなみに「コドン表」ですが万が一手元になければウィキペディアで「コドン」の項目に載っています。またおそらくこれは大学入試の問題かなと思いますが(違ってたらすいません)大学入試でこの問題をとかせる場合100%、コドン表は付されていますので覚える必要はありません。 もしかすると私が大きな読み違いをしているかもしれませんがその際にはどうか他の方ご指摘下されば幸いです。
お礼
回答ありがとうございます。 コドン表は配られるみたいなんで安心しました。
補足
よくわからないのですが、答えがN-バリン、アラニン、チロシン、プロリン-Sになってしまうと、S末端になってますよね・・・ 問題ではN,C末端を記入しなさいとなっています。
補足
回答ありがとうございます。 GUA GCC UAC CCA UAG G となり、最後にGが余ってしまうので戸惑っていました。これはアミノ酸にならないのですね。これでわかりました。 N末端がなぜ左側でC末端は右側なのかがわかりません。よろしかったら教えてください。