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HPLC初心者です。

HPLC(高速液体クロマトグラフ)とGPC(ゲル浸透クロマトグラフ)はどのあたりが違うのでしょうか? カラムが違うだけって訳ではないんですよね?(汗) 出来ればなるべくわかりやすい言葉でお願いします。 ※GPCの原理は大体ならわかります。 宜しくお願いします。

noname#56879
noname#56879
  • 化学
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みんなの回答

  • Bubuca
  • ベストアンサー率59% (531/896)
回答No.2

HPLCは装置やシステムのことです。 一般的にはポンプ、カラム、検出器、インテグレータ(コンピュータ)がセットになったものです。 カラムや検出器を替えたり、反応装置をつけたりすることでどんなシステムにでもなります。 GPCは分離の原理やカラムのことです。 ですから、GPCをHPLCでやることもあるのです。

noname#56879
質問者

お礼

>HPLCは装置やシステムのことです  そうなんですか、納得(^.^;) >カラムや検出器を替えたり、反応装置をつけたりすることでどんなシステムにでもなります。  そういう事だったんですね。それは凄いですね。 もっといろいろ勉強していきたいと思います。 回答ありがとうございました。

noname#160321
noname#160321
回答No.1

どちらも親和性(アフィニティー)クロマトグラフである訳で、GPC(SEC)が分っているなら、通常のクロマトの話しだけ。 順相と逆相がありますが、今は逆相のODS(オクタデシル、C18とも言う)が非常に安くなったのでこれを固定相に、メタノールを基本の移動相として使うのが一番簡単。ODSはシリカの表面にC18の残基を付けたもので、残りのSi-OHはTMS-Oの形で潰してあります。 先に移動層の話しをすると、MeOH/水系が簡単だし、回収したメタノールは蒸留すればガラス機器洗浄にも使えて便利(貧乏くさいが大学で大きな予算が入らぬ時は結構重要)。さらに生物系ではリン酸緩衝液を使ったり、酸を分けるのにトリフルオロ酢酸を少量入れたりしますね。 逆相は当然極性の高いものが先に出ます。極性の低いものは単純な「疎水性親和力」で固定相となじんでいる訳です。 逆相の良い点は「絶対全部出て来る」ところでしょう。もちろん不溶成分は出ませんのでガードカラムで除きますが、基本的に、汚れたらテトラヒドロフランかアセトニトリルで洗えばカラムはきれいすっかり元通り。 今はODS以外にニトリル系やアミノ系さてはキラル分割カラムまであります。 順相の方は極性の高いものは出てこないことが多い、だからガードカラムを頻繁に換える必要がある。 順相はコンベンショナルカラムと変わらないと思った方が良いです。でもきれいなサンプルなら分離能は抜群。何代内部表面積は逆相に比べ大きいですから。逆相と比べコンベンショナル同様移動相のプログラミングをする必要のある場合も結構あります。 基本は固定相上の水と移動相との分離・抽出平衡です。 上記CN末端やNH2末端のカラムを順相で使う場合もあります。ちょっと贅沢。 私は余り使いませんが、移動相はn-ヘキサン/酢酸エチル系なのでしょうか。 ここから先の細かいところは、島津製作所様、ジーエルサイエンス様、ショウデックス様などのカタログの方が分かり易いです。

noname#56879
質問者

お礼

ご丁寧にありがとうございます。 入門書などももっと読んでみたいと思います。 回答ありがとうございました。

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