- ベストアンサー
スイカ 北千住~西日暮里間
スイカで北千住~西日暮里間を利用すると切符で買うより損をするって本当ですか?スイカをずっと利用したいのですが、損をした場合どうすればいいのでしょうか?
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
「きっぷを買うより損をする」というのは適切ではありません。 「きっぷを買うより損をすることもあるし得をすることもある」というのが正解です。 JR線⇔(北千住接続)⇔東京メトロ千代田線⇔(西日暮里接続)⇔JR線 と乗り継ぐ場合、 JR線の運賃+東京メトロ線の運賃+JR線の運賃 のように計算がなされるのが原則です。 例えば、金町⇔(西日暮里乗り換え)⇔田端の場合には、 JR160円(金町⇔北千住 6.6km)+東京メトロ線160円(北千住⇔西日暮里)+JR130円(西日暮里⇔田端 0.8km)=450円 となります。 しかし、常磐線各駅停車はほぼ全列車が東京メトロ千代田線に直通運転するという形態をとっていることなどから JR常磐線の一部の駅(きっぷの場合は武蔵野線の一部も含む)⇔(北千住接続)⇔東京メトロ千代田線⇔(西日暮里接続)⇔JR線の一部の駅 については (1)きっぷの場合 JRの駅において1枚で乗車できる連絡乗車券を発売しており、JRの前後の営業キロを通算する通過連絡運輸制度の適用がなされております。 金町⇔(西日暮里乗り換え)⇔田端の場合には JR160円(金町⇔北千住6.6km+西日暮里⇔田端0.8km=7.4km 160円)+東京メトロ160円=320円 になります。 (2)Suicaの場合 原則通りJRの運賃+東京メトロ(160円)+JRの運賃となりますが、100円を割り引きます。 金町⇔(西日暮里乗り換え)⇔田端の場合には JR160円(金町⇔北千住 6.6km)+東京メトロ線160円(北千住⇔西日暮里)+JR130円(西日暮里⇔田端 0.8km)-100円=350円 になります。 それではSuicaのほうが高くなるではないか、というと必ずしもそうなるとは限らないのです。 例えば松戸⇔(西日暮里乗り換え)⇔新宿を考えますと (1)きっぷの場合 JR380円(松戸⇔北千住10.5km+西日暮里⇔新宿10.8km=22.3km 380円)+東京メトロ線160円(北千住⇔西日暮里)=540円 (2)Suicaの場合 JR210円(松戸⇔北千住10.5km)+東京メトロ線160円(北千住⇔西日暮里)+JR190円(西日暮里⇔新宿10.8km)-100円=460円 ということで、Suicaのほうが80円安くなっています。 >スイカをずっと利用したいのですが、損をした場合どうすればいいのでしょうか? Suicaで引き落とされる運賃も、連絡乗車券の発売額も、正規の運賃です。JRに払い戻しを請求することはできません。 どうしても損をしたくない、ということであれば、事前に調べてSuicaときっぷとを使い分けるのが肝要です。