フェラチオで濡れない→異常？

質問

彼氏との性関係、主にフェラチオのことで悩んでいます。
克服、とまではいいませんが、せめて嫌悪感を軽減させられたらと思います。なにかアドバイス頂ければと思います。よろしくお願いします。

私は通常の性行為は問題ありません（楽しくもないし苦痛でもありません）が、男性器を咥えたり舐めたりするのが叫びたくなるほど苦痛です。全身に鳥肌が立ち、恐怖と嫌悪感で動悸がします。
できることなら一生避けて通りたいですが、彼氏は毎回「練習してみようか」と言って促します。そうなると目の前のそれをハサミか包丁で切ってしまいたいような気持ちになります。
なんで嫌か？　わかりません。ゴキブリを必要以上に嫌がったり怖がったりする人がいるように、ひたすら生理的に耐え難いのです。
そんな状態ですので、「濡れる」どころか一刻も早く逃げ出したい気持ちになります。

彼氏には「ふつうの女は、フェラしたら濡れるものなのにお前はなんで濡れないんだろう」と指摘されます。これまでの彼女たちを引き合いに出されて毎回分析されるので、その都度劣等感を覚えて泣きたくなります。
フェラチオを求められるようになってから、通常のセックスさえできなくなってきました。これには彼氏も呆れています。

なぜ普通の女性は男性器を咥えて楽しいのか？
なぜ普通の女性はその行為によって濡れたりできるのか？
なぜ私はこんなに耐え難いのか？

「私はフェラが楽しいし好きだけどね」というような女性の話も読んだりしましたが、まったく私には意味がわかりませんでした。異次元の話に思えます。
問題点がどこにあるのかさえよくわからない状態です。なにかお気づきのところがありましたら、どうぞご教示お願いします。

回答No.11

noname#58090 · ベストアンサー

No10です。
tobe様
本当に自分のようなものが重ねての質問に回答させていただいて恐縮ですが自分なりの考えを書きこませていただきます。

>人はなぜ、せっかく愛し合っても体の関係を持たなければならないのでしょうか

体の関係がコミュニケーションの手段の1つだからだと思います。
例えば生活をしていたら、社会との関わり＝他人との交流を持たねばなりません。
「他人」には段階があって、
認識していない他人・認識しているだけの他人・認識している他人・雑談する程度の知人・会話をする友人・悩みを言い合える友人または親友・好意を持っている人・子お互いに好意がある恋人…もっと分ければ種類は細かくなると思います。

上記に書いたような他人との関わりを持つとして、相手に自分の意志や思いを伝える手段で用いられる行動にも段階があります。
単純な会釈・挨拶と会釈・アイコンタクトの有無・笑顔・身振り手振り・声のトーン・会話の内容も挨拶から悩み、叱咤激励などや
例えばゴミが付いていたら指摘する・払ってあげることが出来ること・握手・肩に手を置く・頭を撫でる…などです。
そのような段階がある中で、「最も自分を見せることができる相手＝愛する人・信頼できる人」というように考えられるのではないかと思います。

人には欲求があります。これが欲しい、あれが食べたい、楽しいことがしたい、気持ち良くなりたい。
その欲求があるからこそ、大切に思う相手にも、これを贈りたい、食べに誘おう、一緒に出掛けよう、気持ち良くしてあげたい、と思うのだと思います。
だから体の関係＝セックスという手段を使うのだと思います。
絶対に他人には見られたくない自分の体や欲を信頼している、安心している相手だからこそ晒すことが出来る。
また自分が、相手が持っている欲を満たしてあげることが出来るという満足感や達成感を得たいから行為をするのだと思います。

ただしセックスは手段の1つです。全てではありません。

ある3人にカレーを作って下さいと言ったとします。1人の人は野菜の皮を剥き始めた、2人目は肉を切り始めた、3人目は米をとぎ始めた。
3人が3通りの方法で作り始めました。やり方＝方法・手段は別々です。
しかし結果的にカレーが出来ればいいのです。
もう一度言いますがセックスは相手と自分の意思の疎通・思いを伝える為のコミュニケーションの手段の1つです。
意思の疎通・思いを伝える手段はセックス以外にもたくさんあるでしょう。
だからセックスをしなくてもお互いが分かりあえていればセックスなんて必要ないのかも知れません。
しかし現在の一般認識として「好きだったらセックスする」というように「セックスするのが目的」になっていて
目的と手段を履き違えている人が多くなっているというようにも感じます。
だから今回のようなことも起こるのかな、と。

ただ、相手の気持ち・自分の気持ちは目では見えません。形もありません。
だから目に見える・自分が触れて感覚を確かめることが出来る「物・こと」で確かめたいと思うのではないでしょうか？
人は誰しも不安になります。だからこそ確証が欲しい。確証を得たい。
だから誰にも見せたくない恥ずかしい自分を、相手を見せ、信頼し合っていることを確かめ合い、
愛し合っているお互いにしか満たすことのできない欲＝快楽を与えてあげたい、与えてほしい…と考えるのだと思います。

だから体の関係＝セックスにつながるのではないでしょうか。

ただこれはあくまでも私の考えです。
一般論であるかないかは分らないですし、tobe様は行為自体に恐怖感や嫌悪感がある…。
でもこれは「個性」であるとは考えることはできませんか？

人と目を合わせるのが苦手な人もいます。大人数で会話するのは苦手な人、逆に2人で会話するのが苦手な人、触れられるのが苦手な人。
目が二重か一重か。背が高いか低いか。

tobe様がおかしいのではなく、個性だと自分を認めて欲しい。
そして自分を認め、明るく前向きになった時にそれを良いと言ってくれる人は現れるのではないでしょうか？

>愛しているのに性的な行為をしなければならないジレンマは、抱くこと自体おかしなことなのでしょうか
>今後だれかの恋人になることはないと思います

どうか悲観などせずに一歩引いて恋愛以外で、生きていくことを楽しんで頂きたいです。
tobe様の望むような愛の形がないとは限らないのです。
体の関係以外のコミュニケーションで十分お互いを信頼し合っている方達もいらっしゃると思います。
人との出会いを楽しんで、穏やかな毎日を過ごしていただきたいです。

長くなり、また乱文失礼いたしました。回答になっているでしょうか？
どうぞ、自分に自信を持ってありのままの自分でお過ごしください。

お礼

重ねてご回答くださいまして、本当にありがとうございます。
「他人」には段階があること、気持ちの確証の手段の一つがセックスであること、対人関係の結び方には個性があっても構わないことなど、なんだかやっと生きていることを許してもらえたような、心強い気持ちになりました。
私にとって222moto様のお書きくださったことは、生きていくうえで非常に励みになります。
いまはまだ混乱が多少ありますけれども、今後の人との関係の持ち方は、このご回答を念頭において築き上げていきたいと思います。
また、カレーライスの喩えはとってもよくわかりました。

それからここ数日考えていて思い当たりましたが、私は小さい頃から高校半ばくらいまで、家庭内別居だった両親それぞれに対して、自慰の手伝いをしていました。見たくないのに見せられ、聞きたくないのに聞かされ、着たくないものを着せられ、触られたくないのに触られて、逆らうことはできませんでした。大人になってまであんなことをしたくない、というような思いが、心の底にはまだわだかまっているのかとも思います。
セックスへの嫌悪感を克服しなければならないかと思うと気が重くて仕方がありませんでしたが、違う生き方も個性の発露として選ぶことができることをお示しいただき、重い荷がようやく下りました。
いろいろ考えてみたいと思います。ご回答は大事に手帳に書いておきます。どうもありがとうございました。