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エアコンの暖房について
エアコンの暖房というのは、外の空気から熱を奪うと思うのですが、 外が例えば5度くらいだとすると、なぜ、20度とかの温度を出せるのか良くわかりません。ご存知の方よろしくお願いします。
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気体を密閉した状態で圧縮すると温度が高くなるのは分かりますか? 例えば、空気の入った注射器の先をふさいで、ピストンを力一杯押すと、中の空気が圧縮され、注射器の中の温度が高くなります。 逆に、もともと中の空気が少ない状態から、ピストンを引っ張ると、中の空気が膨張して、温度が低くなります。 ただし、体積は変わっても、ピストンの中の空気の分子の数は変わっていないので、熱エネルギーの総量は変化していないことに注意してください。 エアコンの冷房・暖房は、空気の代わりに冷媒ガス(フロンガス)を使います。管の中にガスが通っています。圧縮ポンプで冷媒ガスを圧縮すると温度が高くなります。温度が高くなったところで、室内の空気を当てると室内が暖められます。逆に室外機ではガスは膨張し、温度が下がります。 屋外の気温が5℃なら、ガスの温度がそれより低ければ、屋外の空気の熱が、ガスへ移動します。 それをまた圧縮して温度を高めて室内の空気を暖めます。 雑巾を水たまりに漬けて、別の場所で絞ると水が出ますね。ここでいう水が熱に当たります。 冷房の場合は、この逆を行います。
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- yougruty
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エアコンは以下の原理を使っています。 1.熱は温度が高い方から低い方へ移る。 冷温の冷媒の方が外気温よりも冷たいため、冷媒の温度が上がる。 2.冷媒を圧縮すると熱の密度が高まり、高温の冷媒になる。 3.熱は温度が高い方から低い方へ移る。 高温の冷媒の方が部屋の温度よりも高いため、部屋の温度が上がる。 4.冷媒を膨張させると、熱の密度が薄まり低温の冷媒になる。 1へ戻る。 絶対零度以上のものは、熱を持っていると言えます。 例えば、マイナス100度でも熱を持っていることになります。 その熱を冷媒を使って移動させているのが、エアコンの原理です。 詳しくは、下の参考URLをご覧ください。
エアコンはヒートポンプ方式で冷暖房をしているので、暖房は冷房の逆の事をやっています。 詳しくはサイトでどうぞ ↓エアコンの冷える仕組みをクリックして室外機と室内機を入れ替えれば分かると思います。 http://www.daikin.co.jp/naze/chishiki/qa06.html
- tarepanda009
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早い話が室外をさらに冷やそうとしているんですね。(冷房時は室内を冷やします。)このときに室外機のフィンは感覚としては冷たいのですが、気温にまで「暖められて」います。これが「熱を奪う」ということです。 「熱」=「暖かい」と考えるとわけがわからないでしょうが、たとえ0度であっても零下10度よりは暖かいのです。