駐車場の接触事故について

質問

はじめて質問させていただきます。2週間ほどまえに大型スーパーの駐車場でバックをしているときに他の車のフロントにぶつけてしまいました。ものすごくゆっくりバックしていたため自車および相手車ともに傷は認められませんでした。10分ほどその場で待っていたのですが相手が現れないため現場を立ち去ったのですが、やはり相手に一言お詫びしなければと思ってしばらくしてから駐車場に戻ったのですが、相手車はいませんでした。
しばらく考えていたのですが、よく考えたら当て逃げになるという思いと、もし相手車に傷などがあったらやはり弁償しなければという思いから警察に届出をしました。（該当者は届出時点ではいませんでした。）
そこで質問なのですが、後から届け出ても当て逃げに該当するのでしょうか？また点数の減点などは発生するのでしょうか？
警察のかたは当て逃げには該当しないとおっしゃっていたのですが。。。ご意見よろしくお願いします。

回答No.1

ken200707 · ベストアンサー

道路交通法第七十二条 （交通事故の場合の措置）　交通事故があつたときは、当該交通事故に係る車両等の運転者その他の乗務員...は、直ちに車両等の運転を停止して...道路における危険を防止する等必要な措置を講じなければならない。この場合において、当該車両等の運転者...は、...警察官が現場にいないときは直ちに最寄りの警察署...の警察官に当該交通事故が発生した日時及び場所、当該交通事故における死傷者の数及び負傷者の負傷の程度並びに損壊した物及びその損壊の程度、当該交通事故に係る車両等の積載物並びに当該交通事故について講じた措置を報告しなければならない。
また、第六十七条では
車両等の交通による人の死傷若しくは物の損壊（以下「交通事故」という。）
となっているので、“物の損壊”のみであっても“交通事故”であり、その場合第七十二条により運転者は現場における必要な処置（救護及び危険防止）を行ったのち警察官に対する報告が義務付けられています。

罰則は
第百十七条の五 　次の各号のいずれかに該当する者は、一年以下の懲役又は十万円以下の罰金に処する。
一 　第七十二条（交通事故の場合の措置）第一項前段の規定に違反した者（第百十七条の規定に該当する者を除く。）

第百十九条 　次の各号のいずれかに該当する者は、三月以下の懲役又は五万円以下の罰金に処する。
十 　第七十二条（交通事故の場合の措置）第一項後段に規定する報告をしなかつた者
となっています。

ここで、第七十二条第一項前段は救護義務及び危険防止義務ですが、本件の場合救護を要する者が居らず、相手車両は正常な駐車位置にあり、自車も危険を惹起する状況にないようなので、特に処置が要求されないでしょうから、第一項に違反している事実は無いでしょう。
第一項後段については、“直ちに最寄りの警察署の警察官”へ届け出る必要がありますが、“警察に届出をしました”とあるので、残る問題は“直ち”の部分のみです。時間経過がかかれていませんが、“しばらく考えていた”で二日も三日も考えていたようには思えませんので、まず大丈夫でしょう。
よって、質問者は道路交通法における“当て逃げ”に該当する行為を行っていないので、“当て逃げには該当しないとおっしゃっていた”のは当然です。

“後から届け出ても当て逃げに”については、事故後、特段の条件が無いのであれば、一ヶ月とか一年後であれば“直ちに”には該当しないでしょうが、数時間から一日程度の遅延で“直ちに”が問題になることは無いでしょう。
“点数の減点”については、上記により“当て逃げ”には該当しませんが、安全運転義務違反に該当する可能性は考えられます。

お礼

ご回答ありがとうございます。警察に届け出るのが当然ですよね。
私の場合には３～４時間後に届け出ました。
スーパーで該当車がないか探していました。
しかしながら届け出るまでに時間がかかったことやその場から立ち去ったことは恥ずべきことと反省しております。
今後は注意して運転したいと思います。
ちなみに該当者は現れていません。