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文系人間です(‘‘;)原子番号=陽子の数というところの理屈を教えていただきたいです。

sanoriの回答

  • sanori
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回答No.6

#4の回答者です。再びお邪魔します。 えーと、 丸暗記にならない考え方の第一ステップとしては、前回#4の回答の内容でよいと思っていますが、 ややこしさをご覚悟の上でしたら、“読み物”として下記もご参考に。 細かいことを言えば、 中性原子(イオンになっていない原子)で、原子番号と電子の数とが一致するということです。 また、(手元の物理事典も参照しましたが)、歴史的経緯から言えば、原子番号とは、元々、元素同士を区別するため、特に、周期表で元素の順位付けをするために考えられた番号であり、陽子の数と一致することがわかったのは、それより後のことです。 つまり、原子番号は“結果的に”陽子の数と等しかった、ということです。 なお、イオンになりやすい/なりにくい、イオン結晶を形成する/しない、といった性質も、結局は、中性原子であるときの電子の数で決まっています。 さらに余談ですが、 学生の頃、専攻の関係で、アルファ線(放射線の一種であり、プラス電荷の荷電粒子)が物質内を通過するときの減速のしかた(「阻止能」といいます)のことを習いましたが、 通過される物質の阻止能を表す式の中にZという文字(原子番号のことです)が登場しまして、Zが大きいほど阻止能が大きくなります。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1310791043 これは、物質内の陽子の個数が多いほど減速しやすいということではありません。 原子の大きさや物質内の原子の間隔に比べて、原子核の大きさは非常に小さいので、アルファ線にとって見れば、物質中を通過するときの邪魔者は、ほとんど電子しかありません。 いわば、「電子の雲」の中をアルファ線が突っ切るわけです。 つまり、電子の個数が多いほど減速しやすく、その個数は、結果的に陽子の数と一致する、ということなのでした。

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