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カビの相同性比較について(種以下の分類・系統解析)

カビの分類や系統解析に関する質問です。 形態的相違による種の判断ももちろんありますが,分子的な系統解析でよく用いられるITS領域など,実際どれくらいの相同性があれが同種であると言えるのでしょうか? フザリウムなどはITSが使えないといいますが,では他の遺伝子領域で系統解析をした場合は,どれくらいの相同性があれば種の分類や系統解析に用いることができるでしょうか? 文献を調べてもそこらへんの基準がよくわからないので質問しました。 知っていらっしゃる方,経験のある方がいらっしゃいましたら,教えてください!

みんなの回答

  • tomi-chan
  • ベストアンサー率54% (51/93)
回答No.1

これまでの相同性を手がかりとした種・系統分類は便宜的なもので、相同性の高さについても分類に用いる分子によってかなり違います。同種とするか異種とするかの境目については、明確な基準がないのが現状だと思います。便宜的とはいえ、少ない手がかり(分子)の解析では説得力に乏しいので、今後も種・系統分類に使えそうな新た分子、領域が模索されて行くのでしょう。

chihiro013
質問者

お礼

返信して頂、ありがとうございました。 やはり基準は設けられていないのですね。 カビは分子的に系統解析すればするほど、どつぼにはまりそうですが、数多くの領域を検討することによって、見えてくる境目がありそうですよね。 ありがとうございました。