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かばんが背中に、寝台が別途になってしまうアナウンサーたち
ニュースを聞いていて思うこと。かばんの意のバッグをバック、寝台の意のベッドをベットと発音するアナウンサーがとても多いことです。英語では bed と bet、bag と back などは意味も当然違いますし発音も明確に区別されるはずなのです。いえ、日本語になった外来語だってそうでしょう。ベッドは別途ではありません。きちんと区別して発音するアナウンサーもいますが、NHKテレビに毎日出てくるようなアナウンサーでも区別のできていない人がいます。どう思われますか、気になりませんか。
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なぜ区別できない人がいるかというと、本来の日本語のシステムにない発音だからです。発音記号で書くと、こうなります。 バッグ [baggu] ベッド [beddo] ここで、子音が二つ重なっていますが、こういうのは、本来の日本語では、無声子音しか許されないはずなのです。有声子音(濁音)はダメだったのです。従って、日本語本来のルールにのっとって発音しようとすれば、「バック」「ベット」となってしかるべきなのです。 ほかにも「パーティ」「ディズニー」「トゥナイト」を「パーテー」「デズニー」「ツナイト」といって笑われる人もいますが、とんでもない。日本語の規則通りに発音しているだけです。 feeling を「フィーリング」と発音しないとおかしいですか? 「フイーリング」ではだめですか? でも「フィーリング」だって、上の歯に下唇をあてて発音しているわけではありませんよね? [fi] じゃないのだから、「フィー」でも「フイー」でも五十歩百歩だと思いませんか? と、過激に弁護してきましたが、外来語が入ってくることで日本語の発音が変わるのはこれがはじめてではありません。古くは中国語の影響もありましたしね。 要するに、外来語の発音ができないのは当たり前。完全に浸透するには最低でも二世代はかかります。日本語のシステムに変更を加えるわけですから、時間が必要です。温かい目で見守ってください。 #NHKに毎日出ていてもアナウンサーとは限りません。とくにニュース番組のアンカーは記者ですから。アナウンサーだとしたら、日本語の発音ルールが、体に完全に浸透しているのだと思って、応援してあげてください。
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- Piedpiping
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またまた#1です。 >ドッチボールも容認されていることなのですね。 といいますか、『新明解アクセント辞典』の特徴は「実際に使われる発音を忠実に再現する」ところです。「ドッチボール」と発音する人が多いので、この辞書に載っているのです。容認されているとか、正しいとか、そういう観点ではないのです。 ところで、もし8割の人が「ドッチボ-ル」と発音していたら、この発音は誤りですか? >カメラのフィルムをフイルムというのもありそうですね。 以前は「フイルム」と発音されていました。 今でも「富士フイルム」をフィルムとすると間違いです。 ちなみに、NHKのアクセント辞典フィルムのみ、新明解はフィルム(古くはフイルム)と記載されています。 >ビックというのは何でしょうか。カメラなどがありますが。 Wikipediaによれば、 「本来の語源は、「ビックリカメラ」を縮めたもの。しかしながら、後付の理由として、『「ビック(bic)」とは英語の方言で「(外見だけでなく中身も)大きい」の意である(元はbig)。創業者の新井会長が、バリ島を訪れた際に現地の子供たちが使っていた「ビック、ビック」という言葉に、「偉大な」という意味があると聞いて社名に使った』というものが、会社の公式発表。」 ま、日本語やドイツ語など多くの言語で、音節末尾の子音は無声子音が原則。[biggu] を音節に分ければ big-gu、[big] の部分がいいにくいので [bik] になるというのはごく自然なことです。ベッドやバッグも同様です。
お礼
みたびありがとうございます。 富士フイルムの件は気付きませんでした。キャノンでなくてキヤノンなのは知っていましたが。社名の場合は小さな文字が途中に入るのは少々体裁が悪い?などの他の理由もあるかもしれません。プラスチックでなくてプラスチツクとしている会社もあります。最近社名変更した Panasonicは パナソニツクかパナソニックなのかはよく分かりませんが。 ビックは方言なのですか。英語の方言辞書みたいなものでもなければ、載っていそうにありませんね。 アナウンサーであれば寝台ならベッドと発音してほしい思いは変わりませんが、おしえていただいた事情をふまえると、少し見方が変わりました。ありがとうございまいした。
- Piedpiping
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#1です。 >私は間違ったことをしたのでしょうか。 いいえ、とんでもない。 NHK のアクセント辞典はドッ「ジ」ボールと発音するように書いてありますから。 ただし、規範性を重視するNHKとは違い、実際に使われる発音を忠実に再現しようとすることに重きを置く『新明解日本語アクセント辞典』(三省堂)には、 ドッジボール(ドッチボール) と記載されていることも申し上げておきます。 >fanを「ファン」でなくて「フアン」と発音するアナウンサーがたまにいても不安に思う必要はないのでしょうか。 「不安」と「フアン」ではアクセントが違いますからね。 不安は 低高高 で、かつ平板アクセント フアンは 高低低 ま、「ファン」と言ったところで、fan と fun の区別はどうせ付かないのでは? この点でも五十歩百歩ですな。
お礼
再びご回答ありがとうございます。 アクセント辞典というのがあって、ドッジボール(ドッチボール)と記載されているのですか。ということはドッチボールも容認されていることなのですね。ためになりました。すると、カメラのフィルムをフイルムとういのもありそうですね。 ファンと普通に言った場合はfunに近いでしょう。アとエの中間音は日本語にはないでしょうから。昔、基礎英語を聞いていたころ小島義郎先生が「今日は暑いですね」の あ をアとエの中間音で言ったらおかしくなる例を示していたことを思い出しました。 あと、ビックというのは何でしょうか。カメラなどがありますが。bic なる英単語はないはずですが。 また、なにかありましたらよろしくお願いします。
お礼
ご回答ありがとうございます。 ええっ、日本語にない発音なのですか。ちょっと意外でした。 区別する意識がないのではないでしょうか。19時のNHKニュースを読んでいた森田氏、今の阿部さんなども区別していないようです。宮田修氏は区別しています。 10年ほどまえ、ラジオで dodge ball をドッチボールと発音するお姉さんがいました。それでは「どっちボール?」聞こえるので「ドッジボール」のほうがいいですと、手紙を出したらドッヂボールと言ってくれて、恐縮したものですが、私は間違ったことをしたのでしょうか。 フィー の例でいきますと、 fanを ファンでなくてフアンと発音するアナウンサーがたまにいても不安に思う必要はないのでしょうか。