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飽和蒸気圧曲線について
飽和蒸気圧曲線について質問させてください. この曲線は,ある物質の飽和蒸気圧を 温度ごとにプロットしたものですよね. したがって定温密閉下で理想気体を圧縮してゆくと, 初めの内はボイルの法則に従い圧力が増大しますが, 飽和蒸気圧に達したところで液化が始まり, それ以上圧縮しても液化が進むのみで圧力は変わらない, と高校で習いました. ここまでは良いのですが,私が疑問に思うのは, よく飽和蒸気圧曲線の下方(低圧側)に「気体」, 上方に「液体」と書きこまれていることです. 「気体」エリアの(温度,圧力)は, 「気液平衡下で存在し得る気体の温度・圧力の組合せ」 として理解できるのですが, 「液体」エリアのそれは何を意味するのでしょうか? 化学の先生に聞いてみたところ, 「それは液体の圧力です」 「液体に圧力なんてあるんですか?(どうやって測るんだろう?)」 「たとえば深海ではものすごい水圧がかかっているでしょう」 ということでした. その時はそれで納得したのですが, 深海の水圧は重力が無ければかからないはずであり, 上の話とは本質的に異なるような気がします. どなたか教えていただけないでしょうか.
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ありがとうございます.まさにそこが疑問でした.というより自分の中でも「何が疑問なのか?」がクリアでなかったのに,それをdragon-2さんは見事に明文化してくださいました.お答えをいただいた後さらに考えたのですが,次のように理解してよろしいでしょうか?すなわち,「気体を圧縮して液化」する操作を(定温を保ちながら)どんどん続けて行けば,気体は飽和蒸気圧のままで,体積が物質量とともに減少し,ついには全てが液化してしまう.そこで気が付けば「液体を飽和蒸気圧で押している」ことになる.「液体エリア」の圧力は,その状態からさらに圧縮したときの圧力である……こういうことでしょうか?