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画用紙に色鉛筆でかいた絵は、劣化するとどういうふうになりますか
画用紙に色鉛筆でかいた絵は、劣化するとどういうふうになりますか
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私の描いた色鉛筆の絵は20年以上経過した作品が何枚かありますが、 やはり紙と色の変色が見られます。これは避けられない変化です。 その物理学的な究明は専門家にお任せすることにして、日常どうすれ ばよいかについて参考程度にお伝えします。 実は、私の作品はANo.1さんの作品ほどではないのです。少し工夫をし ています。 1)まず、変色の一番の原因は直射日光ですので、保管場所や飾る箇 所は出来るだけ紫外線の弱いところを選ぶ。これが第一です。 2)次は、紙は水に弱いですから、湿度の多い所や、変化の激しと ころは避けること。 3)作品に保護幕を塗布してあります。フェキサチフといいまして、 松ヤギを主成分にした粉末の拡散を防ぐ液で、鉛筆画の保護幕と してなくてはならないものです。使用方法に一寸注意が必要です し、スプレーの仕方にもコツがありますので、経験者に聞いてく ださい。(私の入門書には詳しく説明しありますが、) 4)額縁に入れて大切にすること。 市販の額縁では、ガラスと作品がぴったりと重なりますので、良く ありません。理想的には1cm以上の間隔があると湿度や温度の直 接の影響がある程度防げます。 5)額縁の「耳」も1cm以上にします。額縁の耳とは絵を押さえる部分 のことで、額縁で抑えられる絵の周りの幅にあたります。 紙ですので、湿度の変化である程度伸びちじみします。ここが狭く てぴったりと抑えられていると紙の回りが早く痛みます。 10号以内の絵でしたら1cm以上の幅がよさそうです。 6)額縁用のアクルリ板のほうがガラスより影響が少ないです。 以上主な項目です。まだ色々工夫がありますが、原因を考えながら工夫してみてください。 また、額縁も鉛筆画専用の額縁は市販されていませんので、ご自分で工夫しながら、作ってみてください。楽しいですよ。
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- hikki-hikki
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年系劣化ですか? 姪っ子が描いた祖母の絵が20年近く、壁に貼られています。 色は全体的に薄くなり、紙が完全に黄ばみパリパリになっています。 特に紙の周辺部は火であぶったようになっています。