詩的な歌詞のアーティスト

質問

歌の歌詞が詩的なアーティストを探しています。
皆さんがご存知の人たちを教えてください。

バンプオブチキン、鬼束ちひろ、山崎まさよし

それほど幅広く知らないのですが、今まで聞いた中では上の方たちはそうかなと思いました。

回答No.6

harepanda · ベストアンサー

谷山浩子。この人は歌詞を練りに練る傾向があります。

具体例をいくつか挙げます。

どの家を訪れても拒絶される孤児が、「それでもぼくは全ての家の、全ての人の幸せを、祈れるくらいに強い心を、強い心をぼくは持ちたい」と歌う「よその子」（アルバム「宇宙の子供」に収録）。

大人向け正統派ラブソングで、「あなたが生まれてきたこと、あなたが生きていることを、世界中に感謝したい、かなえられた奇跡のよう」と歌う「Miracle」（アルバム「銀の記憶」に収録）。それにしても、常人には「かなえられた奇跡」なんてすごい言葉は、思いつかないと思います。

多分、死別の歌で、「世界中の恋人たち、その全ての時間よりも、幸せだった、輝いていた、愛していた、命まで」と歌う「DOOR」（アルバム「僕は鳥じゃない」に収録）

「木の葉に風が、まつわるように、光に陰が溶け合うように、いつでもそばにいた、どんな時もふたり」とラブラブ状態の静かな音楽を続け、最後にいきなり「ふたりあの日までは」で終了する「ふたり」（アルバム「漂流楽団」に収録）

ふたりの乗ったベッドがタイムトラベルで過去の生物を見に行くという露骨にエロチックな「海の時間」（アルバム「ボクハ・キミガ・スキ」に収録）。「ずっときみと、こうしたかった、寒い冬のベッドの中で、ほほとほほをくっつけあって、雨の音を聞いているよ、君の中指にキスをして、君の髪に顔をうずめて、君をホントにダイスキだよ、何度言っても言いたりない」と歌います。カラオケに入ってますが、歌うのに勇気が要ります。

ホストが吊り下げられたり、ホステスが裂けて中が見えるといった残酷な歌詞の意味不明系ソングを、楽しそ～に歌う「ドッペル玄関」（アルバム「僕は鳥じゃない」に収録）

などなど、500曲くらいあります。なんせ今年でデビュー35周年記念ですから。