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鬱病に対する世間の目。
1年前、鬱病と診断されました。仕事上のストレスからだと思われます。 今日も布団から出られず暗い部屋でうずくまっていると、それを知った知人から「働いていないから、そうやって寝ていられるのよ!病気じゃない!甘えてるだけ!」と罵られました。 人は鬱病に対して「なまけもの」というように思っているのでしょうか?
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自分の物差しで計れない病気だと思います。 数値化できない分、他人からは分かりません。自己申告によるものだし(眠れない、不安になるとか)、それって甘えじゃないの?と感じるかも。 けど、現在においてうつ病なんて珍しくないし、一生のうちに何割かの人間がなっているものですから、もう少し勉強していただきたいかなとも思いますけどね…。 風邪を滅多にひかない人に「ちょっと今日は熱っぽいので予定をキャンセルしてほしい」と言うと「そんなもの気力で治せ」だとか「それくらいで」と言われるようなものですよ。 私は初期で病院にかかったので、1年余りで普通の生活が出来るようになりましたが、今ではあの時点でうつ病になっていて良かったとも感じています(管理職とかになってからだったら、とてもひどい状況になっていたと思います)。 必要以上に抱え込まない、自分の限界を知る、やれることからコツコツやればいい。これらのことがよく分かるようになりましたから。 今は、自身の思いに身体がついていかなくて辛い時期だと思います。 3食きちんと取って、睡眠もきちんと取り、風呂もきちんと入って…という普通の生活ですら困難なんですけどね。 鬱に理解のない人から言葉は(なまけているとか、皆辛いんだからとか)「お前に何がわかる。なってみろ」と投げてしまいましょう。 そんな理解する気もない人の言葉にうろたえていては、あなた自身が疲れるだけです。
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- micky9646
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まだまだ精神疾患に対する世間の理解って乏しいですよね。。。 うつ病は特に、患者自身が自分のことを「甘えている」とか「怠けてるだけだ」と思ってしまうような症状があるので、なおさらだと思います。 私としては、こころの病気と体の病気の間に線を引くのはどうかなと思っています。 今は脳神経科学が発達して、うつ病だとか統合失調症だとかが、脳の神経物質(セロトニンとかドーパミンとか)に異常をきたしていることからきていると分かっており、そういう意味では、高血圧とか糖尿病などの慢性病と変わらないと思います。 しかもうつ病はこころの問題だけだと思われがちですが、頭痛・めまい・微熱…など挙げるときりがないほど身体症状があります。 貧血で、立ち上がるときはゆっくり立ち上がらないと倒れる、という人に対して、誰が早く立ち上がらないのは甘えだ!と言うでしょう。 うつ病も同じです。 セロトニンが足りなくて、起き上がれないのは甘えなんでしょうか? さらにうつ病になる人は、大概病気になる前は、責任感が強く強調的で、真面目で勤勉で…という人が多いです。うつの病前性格といわれているものです。 日本ではこういう性格の人は社会的に有能だということになってますよね。 しかし、そういう性格の人がいったんうつ病になってしまったら、今の日本では手のひらを返したように、「はい解雇」「怠けている」となってしまうのです…。 しかも、もともと真面目だったうつ病患者は自分で自分を責めます。 周りからも自分からも責められ、症状を悪化させてしまう、悲しむべき事態ですね。 今日本のうつ病の患者数は500万人ぐらいいるといわれています。フィンランドの人口より多いです。これはもう「なまけもの」で片付けられる問題ではないと思います。
残念ながら、世間ではそういう認識の人がまだいるのは事実です。 私の家族に、そうした症状の出ている者がいます。 私はそれまで、鬱とか適応障害とかアダルトチルドレンとか、 言葉は知っていても、 それらが実際には何なのかをほとんど理解していませんでした。 たぶん、今の社会では、 身近な所にそうした症状の持ち主がいない限り、 それらの症状に対して十分な理解しない人がほとんどではないでしょうか。 私も、その一人でした。 また、マスコミなどが正しい知識を伝えていないということもあるのではないでしょうか。 (たとえば朝青龍についての報道にもみられるように) 鬱病は、責任感の強い人がなることが多いと言われています。 身体が悲鳴を上げている状態であっても、 「甘えちゃダメだ!」と自らに鞭打って働いてしまって、 そのことが余計に症状を悪化させることが多くあります。 そんな人に「病気じゃない!甘えてるだけ!」なんて言うのは、 明らかに火に油です。 いいことなんて一つもありません。 まず、そうした所から世間が認識する必要があるのではないでしょうか。
- kaputun
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冷たいと思われるかもしれませんが、 私は、「怠け者」ではなく「甘ったれ」と思っています。 仕事上のストレスなんて誰にでもあります。 私も布団被って寝ていたいです。 電車待ちをしていると、飛び込んだらラクだろうなとよく思いますが、 この私の気持ちと、鬱病と思い込んで適当に医者から処方されてしまっている人 との区別をどうやってつけたらいいかわかりません。 身近に精神病患者がいないので、理解しようがないのかもしれません。 肉体的な病気と違って、精神的な病気は非常に理解しにくいです。
- sdfsdfsdfs
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自分や家族がかかったことのない病気には人は関心を示さないものです。 鬱病もしかりです。 鬱病の方はどうしても閉じこもりがちになりますので、何もしないで家にいるナマケモノと取られてしまうことが多いようです。実際は、何もしないのではなく、何かしようと思っても出来ないのだと思いますが…。 知人にしてみると、叱咤激励しているつもりなのだと思いますが、残念ながら逆効果なんですよね。 快復をお祈りしています。
お礼
『3食きちんと取って、睡眠もきちんと取り、風呂もきちんと入って…という普通の生活ですら困難なんですけどね。』 まさにこの通りです。 日常生活もままならず、しかし世間は「甘えている」と言い、その言葉にうろたえてしまいます。 病気の上に胡坐を掻いているつもりはないのですが、偏見の目、心無い言葉に、いっそ鬱病の人は顔が青色なり赤色なりに変色してしまえばと思っています。 アドバイスありがとうございました。