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IGA腎症について
先日IGA腎症のネフローゼになりかけとではないかという事で、今度腎生検をするといわれました。やはり腎生検をしないと、今後透析をするくらい悪くなるものか、ならないものかどうかというのはわからないのですか?例えば血液検査のクレアチンの数値とか、血圧が高いからとかでは、やっぱりわからないのでしょうか?検査結果でるまで、一か月もかかると言う事なので、不安でしょうがないんです。
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IgA腎症は慢性腎炎の一種で、腎臓の糸球体(腎臓に入った動脈が枝分かれし、最終的に細い血管が糸球をつくり、尿排泄物がこし出される部分)を支持するメサンギウ細胞にIgAという免疫グロブリン(体内の異物である抗原と反応するたんぱく)が沈着する病気です。血尿がみとめられ、腎生検で取った組織を顕微鏡でみると、メサンギウムの増殖とIgAの沈着があり、診断が確定されます。従って腎生検は診断を確定させるためには、必要な検査であると考えます。 この腎炎の患者のうち20~30%の例は、たんぱく尿がだんだんふえてネフローゼになったり、さらに高血圧も加わって5~10年たつと、慢性腎不全から透析療法を必要とするくらい進行します。 minimomoさんのおっしゃるとおり、血液検査でクレアチニンクリアランスの低下や高血圧ということで、この病気であるというある程度の疑いをかけることは可能ですが、他の腎疾患でこれらの数値に変化が現れることは少なくありません。従って確定診断をつけるためにも腎生検は必須の検査だと思われます。
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腎臓は専門外ですので一般人で。 (1) 腎生検をせずに,IgA腎症かどうかの確定診断はできない。 (2) 腎臓の障害が強ければ,今の時点から炎症を抑える治療が必要。障害の度合は腎生検でないとわからない。 以上の理由から,ご質問のような場合,一般的に腎生検の適応があると思います。 血液検査や血圧だけでは,治療の必要性や今後の経過を予測することは難しいでしょう。血清クレアチニンが動き出した場合,すでに腎不全に向かっているということですし。 どうぞお大事に。
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ありがとうございました。
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