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先人たちの元素像
アリストテレスは四元素説を考えだし、 デモクリトスはアトムで物質はできていると考えました。 このように過去の先人達は「物質を極限までわけるとどうなるのか」について深く考えてきました。 この二人以外にも極限まで物質をわけるとどうなるのかと考えた人は居ると思いますが、他の人たちは物質をわけるとどうなると考えたのでしょうか? 又、上の二人が唱えたアトム説や四元素説は実際にどんな理論だったのでしょうか。その理論ができるに至ったエピソードや当時、世間に信じられたいたのかどうかなども詳しく教えてくださると嬉しいです。 また、古代ギリシアだけの考えだけではなく、古代インド等の他の文明ではどのように考えられてきたのでしょうか? ※だいたい西暦800年頃までの先人達の考えを教えてください。よろしくお願いします。詳しく解説しているWEBサイトなどあれば、是非教えてください。
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ミレトス派をキーワードに調べてみるといいと思います。最初の哲学者と言われている、タレス「万物は水である」から遡っていくのはどうでしょう。ヘラクレイトス「万物は火である」と… …これらの台詞だけ見ると、この哲学者たちは何をわけのわからないことを言っているんだと思うかもしれませんが、タレスの「万物は水である」の原文を読むと合理的に考えられており、「なるほどな!」と今も思います。 http://www.geocities.jp/enten_eller1120/ancient/summaryanc.html http://philos.fc2web.com/presocra/miletos.html
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- magga
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ブッダも物質に対して及言しています。 地火風水の四つの性質です。 地はエネルギー・堅さ・重さ 火は変化を促す 風は解き放つ 水は保つ これらは常に4つそろっていて素粒子・波動といったところでしょうか。ひとつでもかけると消滅します。 膨張宇宙・収縮宇宙はそれぞれ風・水の限界までいって消滅しビッククランチ・ビッグバーンがおこりそれを繰り返していると。 ブラックホールのことに及言してたりもしますよ。 2500年前ですからねw
アナクシマンドロスは「万物の根源は無限なるものである」と言いましたが、これが真理であると思われます。 原子は原子の構成要素がなければ原子に成りません。原子の構成要素はそれの構成要素がなければそれに成りません。そう考えると、構成要素は無限にあります。それがリアルでしょう。“物質を極限まで分ける”と言いますが、極限は無限の遠きにあります。根源の質は無限なのです。 ところで、宇宙の外はどうなっていますか?何も無いのですか?だとすると、「何も無い」と言わしめた、それがあるのです(無は想定出来ない)。そこで、宇宙(或いは宇宙の外)は無限であるのです。つまりこの世はミクロもマクロも無限と言えますね。 ビッグバンは原因が無ければ起こりません。原因も原因が無ければ起こりません。つまり過去は無限と言えますね。 アナクシマンドロスがそこまで考えたかどうかは知りませんが、この世とはそういう類のものでしょう。