きれいな歌声

質問

もう文化祭の季節です。
私たちの学校では文化祭に校内合唱コンクールも執り行われます。
私のクラスは、女声アルトパートがほとんど地声な声なのです、できればいい思い出になるように綺麗なハーモニーを作り出したいと、みんな思っているのですが、
何せ素人なので、どうやればいいのか解りません・・。
綺麗な歌声の子もいるんですけど、やっぱり上手く伝えられません；

そこで素人に二つ教えてください、
(1)地声と歌声の違い
(2)きれいな歌声の出し方

できればもう文化祭が迫ってきているので
勝手ですがすぐに回答がほしいです。
よろしくおねがいします！

回答No.3

hanza-bb

「アルトの地声を何とかする」という点だけに絞ってみましょうか。
極端な話、地声のままでいいのです（特に低い方の音域は）。アルトの声は低いですから、裏声で出そうとするとふわふわした頼りない声しか出せませんからね。ただし、同じ地声でも喉の奥を開けて胸で響かせる、ドスの利いた声というような感じの声が必要です。（これを「胸声」と言います）

　やり方はチョー簡単です。皆さんがイメージする「オペラ歌手の声」ってヤツを出せばよいのです。バリトン歌手をイメージするのがいいと思います。一人でやると照れくさいですから、みんなでやってください。大勢でなりきってやってみると、思った以上にボリュームのある、しかも他のパートの歌声とマッチする音質の声がすぐに得られると思います。ただ、これだけではかなり乱暴なので、お互いに聞きあって、「アルト」というまとまりになるように調整してください。

　もう一つの簡単な方法は、口を大きく開け、人差し指をまっすぐに立てて口の中に指の根本まで突っ込みます。（その時に、指を口の中のどこにも触れさせてはいけません。吐き気がしますからね。指がどこにも触らないように口を大きく開けることが大事です）そしてそのまま口で息を吸いますと、喉の奥に空気があたって冷たく感じるはずです。その喉の構えのままで最初から最後まで歌を歌えばいいのです。
　ただ、喉の構えを最後までキープするのはけっこう大変です。歌の言葉につれて口の構えが変化してしまうからです。口の構えが変化しても喉の構えを変化させないためにはかなり気を遣わなければならないので、最終的には皆さんの意識に期待するしかありません。何しろ金賞目指して！！ということであれば、その意志の力でがんばってほしいと思います。

回答No.2

harepanda

AYSMさんの回答は非常に素晴らしいのですが、これを数週間でマスターできる人間がいるのか？、という気がします。まあ、目標は高く、志をもって進むなら、いいんじゃないでしょうか。発声法についてわたしが追加できるコメントは少なく、（1）普通の人は本来の音階より低めを歌っていることが多いので、多少、上ずっているかな？くらいでちょうど良い、（2）のどが開いている状態を維持するため、口の中にピンポン球が入っているつもりで歌うとよい、（3）腹式呼吸が出来ているか否かは、脇腹に手をあてて深く呼吸してみた際、おなかが下だけでなく左右にも広がっていれば成功である、くらいしかないと思います。

数週間で他のクラスに差をつけるには、もっと短期的かつ実践的な方法が必要です。

女声合唱の場合、両手をほほに当てて、持ち上げるようにして歌うことをイメージしていると、「母なるアルト」という包み込むような感じの歌声になります。ソプラノの場合も同じです。いちど挑戦してみましょう。

ソプラノは、主旋律で音取りが楽であり、練習当初は進歩が先行します。だからといって、アルトの進歩が遅いとかいっている人がいると、クラス全員の士気にかかわりますので、注意しなければいけません。

また、女声合唱は、遠くから聞いていると子音が落ちて母音だけが残っており、何と歌っているのか分からない傾向があります。特にソプラノは、子音をしっかり歌うこと。

最後に、重要なのは、舞台での並び方を考慮することです。絶対音感を持っていたり、音取りが完璧な人を背後に並べ、前の列には記憶や音感は怪しいが、とにかく声が大きい人間を集めるとかいったテクが可能です。また、絶対音感を持っていない人は、入りの難しい部分があるたびに、「ここの入りの音は、ちょっと前のピアノのこの音と同じだから、それを覚えていて入るように」という意識づけを徹底すべきでしょう。

お礼

回答有難うございますっ。
すごく参考になります、実践してみます！
舞台の並びも大切なんですね・・！
まだ舞台配置は変更できるので頑張ってみたいと思います！

回答No.1

AYSM

私は中学の合唱コンクールでも高校の合唱コンクールでも３年生のときのクラスで優勝した者です。特に、私が通っている高校の合唱部は何年も連続で合唱連盟のコンクールに出場し、30年ぐらい連続で金賞を受賞しているというすごい学校なので、校内合唱コンクールもかなりレベルが高かったです。でも、私は合唱部ではないので、参考になればと思います。
(1)地声と歌声の違い
地声は普段しゃべっている声で、歌声は「裏声」と言って普段とは違う発声法(わかりやすく言うと、のどの使い方)で声を出す方法です。

(2)きれいな歌声の出し方
☆裏声の発声法は、まず姿勢から。
足を肩幅に開き、背筋を伸ばし、あごを引きます。このとき目線は上に。次に、一度肩をこれ以上上がらないというほど上に上げ、「ストン」と下ろします。これで腕の力が抜けます。そしてこの姿勢のまま歌います。あと、歌うときには常に頭のてっぺんから糸が出ていて上から操り人形のようにつられているイメージを意識します。

☆次に、きれいな歌声を出すためののどの使い方。
きれいな声を出すためには「のどを開く」と良いとよく言います。まず、上を向いてあくびをし、そのままあごを引いてみてください。のどが開いている感覚がつかめるはずです。そののどのまま歌います。

☆声の出し方
声を出すときはリラックスし、口から声が出ているイメージではなく、「声が出ているイメージ」で歌います。このイメージをつかむために、最初は額の少し上のあたりに手をあてて歌ってください。額から声が出て響き、遠くのほうへ飛んでいく感じを想像しながら。

☆呼吸について
息を吸うときは絶対に肩を上げずにリラックスし、腹式呼吸をします。腹式呼吸とは、息を吸うときにお腹を膨らませ、息をはくときにはへこませる呼吸です。人間が寝ているときには自然に腹式呼吸をしているので、腹式呼吸がわからない場合は一度寝転んで呼吸をしてみてください。それを歌うときにもやります。

☆練習の進め方
練習をするときは毎回ブレス練習と発声から始めます。パートリーダーがピアノで「ド・ミ・ソ・ミ・ドー」「ド♯・ファ・ソ♯・ファ・ド♯ー」「レ・ファ♯・ラ・ファ♯・レー」～と弾いて、それに合わせてまず息だけを流します。息をひとつひとつ流すときにお腹を動かす(腹式呼吸のような感じでお腹を膨らます感じを繰り返す)のがポイントです。次に上に書いた発声法で音程に合わせて声を出していきます。歌う合唱曲の中に出てくる音の範囲で、最高音の半音か１音上までいったら、今度は～「レ・ファ♯・ラ・ファ♯・レー」「ド♯・ファ・ソ♯・ファ・ド♯ー」「ド・ミ・ソ・ミ・ドー」のように下がっていきます。これを毎日繰り返すことで、声が良く出るようになります。(ブレスと発声はできればクラス全員でやったほうがいいかと思います。男子は１オクターブ下でとか)
次に、合唱曲に移ります。最初にやるのは「リズム読み」。音程はつけずにリズムだけをやります。パートリーダーが手をたたいて拍子をとるか、メトロノームを使ってリズムを確認していきます。それが２～３回終わってからは誰かがパートの旋律をピアノ弾き、それに合わせて音程を合わせます。それも２～３回やったらピアノをはずしてアカペラで歌ってみます。このときに音程があまり取れていなと感じたら、もう一度ピアノを入れてください。そして、次にパートの中のうちの何人かが歌わずに聞き、歌っている人が注意したほうが良いことを指摘します。
あと、曲想とか強弱などをやるときはパート全員に必ず楽譜とペンを用意してもらって、注意する点などを書き込んでもらうようにしてください。それを見て気をつけるのを忘れないようにすれば確実にうまくなります。注意する点などはパートのひとりひとりに意見を求めて、意見を言い合えるような感じにするとパートの雰囲気もよくなりますよ。

こんな感じで私たちは練習をしていました。高校では２７クラスある中で課題曲、自由曲も１位、総合１位をとることができ、自由曲は300点満点中298点ですごくびっくりしました。shining-43さんたちも良いハーモニーをつくって良い結果が出るように頑張ってくださいね。応援しています。

お礼

回答有難うございました！
とても専門的で解りやすいです。
私は2年なのでまだチャンスがあります、今後実践させていただきます＾＾
応援も有難うございますっ
実は私のクラスは体育大会でも連合優勝・学年優勝を残していて、
合唱コンクールの金賞で大イベントの完全制覇となるのですよ・・！
なので頑張ります！！