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航空機の飛行航路
皆さんこんにちは。前から疑問に思っていた事があります。 もし御存知の方いらっしゃいましたら是非教えて頂きたいと思います アメリカ(LA)に飛行機で旅行に行くと必ず思うのですが、 機内モニターに飛行経路が映し出されているじゃないですか? 日本→LAの時は太平洋の真上を飛んでいきます。 時間にして8時間強くらいだったかな? LA→日本の場合 モニターを見ていると何とアラスカやロシア付近を飛んでいるのです。 時間も13時間程掛かった気がします。 帰りは13時間掛かっているところをみると遠回りしてるようにしか思えません。 何故このような航路をとるのでしょうか? また当然飛行距離は変わってくるのでしょうか? この素朴な疑問にお答えして頂ける方いらっしゃいましたら是非宜しくお願い致します。
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遠回りではなく「偏西風」に乗るか乗らないかなんです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%81%8F%E8%A5%BF%E9%A2%A8 行きは「偏西風」に乗れますので、なるべく偏西風が吹いている場所を 選んで飛行します。こうすることで燃料を節約し、所要時間を短縮する のです。 帰りは「偏西風」に向き合うことになるので、なるべく偏西風の弱い 高緯度地帯を飛びます。また、偏西風に乗らなくていいために、日本と 米国の最短距離(LA-成田の最短距離はアンカレジ上空あたりを通るん ですよ。地球儀で一度調べてみてください)を通るのです。それでも 偏西風の影響で、より長距離を飛ぶ「行き」より時間がかかります。
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- Sasakik
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補足として・・・アンカレジ経由のようなルートは、大圏の弧を結ぶルートなので「大圏コース」とか「大圏航路」と言います。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E5%9C%8F%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%82%B9 同じ理屈で飛行機や飛行船の骨組みを組んだ「大圏構造」なんてものもありましたね。 http://www.shipboard.info/blog/archives/2006/08/post_708.html
お礼
ご回答ありがとうございました。 やはり地図=平面と言う錯覚(頭の悪さ)があった為、直線距離が一番近いと勘違いをしていたようです。 今回改めて素晴らしいご回答を頂けたおかげでとても勉強になりました どうもありがとうございました。
- taikon3
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アラスカ経由のほうが距離が短いので帰りはそちらを飛びます。 行きは、追い風がアメリカに向けて吹いてるので、それに乗れば燃料消費が少なくなるのでそっちを飛びます。 向かい風で飛んだら燃料が掛かるので。
お礼
お礼が遅くなり申し訳ありませんでした。 この度は大変貴重なご回答ありがとうございました。 勉強になりました☆
補足
御回答ありがとうございます。 大変貴重な知識をありがとうございます。 偏西風ですか。。全く私の知識には無かった要素です。 私の頭の悪さを露呈してしまいますが、世界を平面図で考えていた為、 太平洋を横断する行きより、アラスカ方面を通る帰りの方が距離が長いと思っていました。まさか帰りが最短距離だなんて・・・・。 お恥ずかしい限りです。。。 しかし長年疑問に思っていた事なので、御丁寧に回答下さったおかげで理解できました。 こんなアホらしい質問に誰も答えてくれないだろうと思っていたので とても嬉しいです。ありがとうございます。 欲を言うならば、行きと帰りの距離(約何km)かご存知でしたら教えて頂けたら幸いです。